親も老いて丸くなり、優しい振る舞いを見せてくれることが増えてきたんだけど、「私にしてきた数々の仕打ち絶対忘れんからな、そのせいで私は今もこんなに苦しんでいる」という気持ちと、「いやでもここまで育ててくれたし、老い先短いしな…」という気持ちがせめぎ合って、上手く優しさを受け取ることができない。 私を道連れに母が自殺しようとしたことも、母が事ある毎に「私自殺するから」と私をコントロールしてきたことも、刃物を私の腕に当ててきたことも、度を超えた過干渉も、暴言暴力も急なヒステリーも
2022年11月号。 を、23年の6月に完成させています。 途中まで書いて出さなかった手紙を引っ張りだしているみたいです。 あしぶみはいったんおわり!またそれが必要になる日まで。 ネップリはこちら。お近くのセブンイレブンにて。 プリント予約番号:PG5N96KE 有効期限:2023/06/24 23:59
1人泣きながら帰る夜は、正直まだある。 遠くの月と小さく光る星を眺めながら、白い息を吐き出す。 自分の脆さとか、背負うものが増えてきたことへの怖さとか、不安とか、情けなさとか。 小さい頃から妄想癖のあった私のそばには、時々妖精がいてくれた。 私にだけ見える、小さな友達だった。 改めて言葉にするとかなり恥ずかしいけど、 とはいえ誰もが想像したことなんじゃないかな。 あの頃は、弱くて小さい女の子と妖精の物語が、学校でも流行ってたし。 友達と別れたあとの帰り道とか、お風呂
疲れたから休憩しようと思って、コートとマフラーひっかけて図書館の外に出た。 昼ごはんは食べかけのパン。 どうしてもりんごパイかりんごデニッシュが食べたくなって、行きがけにコンビニで買ってすぐ半分食べちゃったやつ。ちゃんと半分残しておいた自分ナイス。 あと自販機であったかいミルクティーを買った。ココアと迷ったけど10円安かったし。ペットボトルだと思ったら缶で、あー。と思ったけど、一本飲み切るまで休憩だーいと思いなおす。 県立図書館の裏の庭で、唯一うっすら日が当たってるベン
人は孤独だと、ひしと感じることが増えた。 どれだけ盛り上がっても、どれだけ仲が良くても、完全に「わかりあう」ことなんかできない寂しさ。というか、この世界に「わかりあう」が存在しないことへの寂しさ。 それは同時に「私」という明確な個が存在しないというあやふやさでもある。人間という存在。実体のないもの。虚無なもの。多面体、ですらないのかもしれない。 そんなことずっと前から分かりきってる。頭では分かってるけど、それを感じるたびに寂しくなる。 どれだけの人と一緒にいたって、私はひとり
だいすきな先輩が楽しそうにバケットリスト書いてたので、私もつくってみました。 思ったよりすぐ書けた…!一人じゃできないこともたくさん。そしてたぶんまだまだ出てくる。 もともと「やりたい」っていう欲求が全然出てこないというか分からないような子だったけど、少しずつ「やりたい」に気づけるようになってきました。 やりたいことはあっても実際に行動に移す気力と体力がなくて、人が引っ張り上げてくれるまでやらないことが多いけど、小さな暮らしをつくっていくところから広げていきたいなあ。それ
今月も無事あそべました…! 来月はおやすみかな~~。 ネップリはこちら。綺麗に印刷できました^^ お近くのセブンにて。 プリント予約番号:5EFFL2MR 有効期限:2022/09/04 23:59
フリーペーパーなるものをつくってあそびました たのしかった! また来月もつくるかもです なんとネップリ登録できちゃいました❕ よかったらお近くのセブンで印刷してくださいな プリント予約番号: XHNYU6AU 有効期限: 2022/08/02 23:59
一回目の緊急事態宣言のころ 私は二回生に上がったばかりで、まだ危機意識とかも低かったから、よく夜中の二時とか三時くらいにのそのそ外に出て散歩をした。 歩くのもすぐ飽きるからそんなに遠くには行かなかったけど、星を見ながらだらだら歩いたり、そのまま夜が明けるまでどこかにぼーっと座ったりしていた。 だんだん青くなっていく空を見ながら、何も持っていないけど ただただ時間だけがある、という感覚を知った。 長いリールでつながれた先の自由みたいな、 ぽかあんと知らない場所に投げ出されて
※偏った内容閲覧注意 女として消費されることに慣れてしまっていた。 ヘラヘラふわふわした馬鹿な女のフリをしてる。 そっちの方が生きやすかったから。 性的な目を露骨に向けられるとか満員電車の痴漢とかそういうものではないけど、日常の会話の中でも自然に自然に「女」は消費されている。 さすがにこの時代で「若い女の子が淹れたお茶はおいしいね」って口に出す人は周りにはいないけど、その風潮は変わらずにある。 もちろんヘラヘラしてて軽そうで何も考えてなさそうに見せてる自分も悪いと思う。