アラフィフでいきなり大型自動二輪 備忘録8

24年9月某日

さて、今日からは大型二輪の教習である。
見知った先生たち、頭に入っている練習コース。
これは普通二輪のときより楽なのではないかな?という甘い考えが浮かんでくる。

普通二輪のときに、それに乗っている人を見ては「いいなぁ」と思っていたNC750に乗れる日が来た。

普通二輪のときはCB400SFである。ネットで調べたところ、大きさも重量もそんなに違いはないようだ。これなら取り回しもそんなに苦労しないだろう。

などと考えていた大型教習1時間目
駐輪場から出してという指示に従いCBと同じ感覚で発着点へ。その時に、グラッと自分側へ少し傾いたのである。

おっとっとっと
と、腕だけで支えたところ左手首に激痛が。
声にも出さず表情も変えず、とりあえずスタンドを掛ける。痛みはあるがバイクの運転動作には影響ない部分だ。このまま教習を続けよう。

この日は1段階1時間目ですが、いきなり一本橋です。
普通二輪のときは乗り方などの指導で終わっていましたが、大型だとすでに運転自体は出来るから乗り方なんて教えないということなんですね。

この日は初回にして最高記録の10秒超えも出ました。
もしかして大型は余裕でいけちゃうのでは?思った自分を蹴り倒したい。なんなら半殺しでもいい。

今日も教習はキャンセル待ちで乗りました。
教習終了後、手首の痛さが洒落にならないレベルになりはじめたのですが、キャンセル待ちの際に今日は1時間だけしか無理ですと申し訳無さそうに言われたことを良かったと思いながら帰ろうとしたところ、呼び止められました。

予約した人が来てないんです!もう1時間乗れますよ!

キャンセル待ちヘビーユーザーと知ってくれている受付さん。あぁ、ありがとうございます。

え、でも、手首が

一瞬のうちにアレコレ考えましたが、さっきまでは運転するための動きでは痛みは出ない。またバイクを腕で支えるようなことさえしなければ大丈夫だろうとご厚意に甘え2時間目突入です。

2時間目も一本橋メインでした。
途中からは手首の痛みが酷くなり集中力も途切れ、一本橋は脱輪の連続です。
この日の指導員は笑顔が優しい紅一点、女性の先生でした。
疲れちゃったかな?と気にしてくれて、じゃあSクラ行ってみよう!とリフレッシュさせてくれようとします。

ち、違うんです。手首痛いんです。マジでおっさんなのに泣きそうなんです。と言うわけにもいかずSクラへ。こちらもどうにかこうにかこなし、時間終了。

ヘルメットを取ると暑さから出る汗とは違う脂汗がびっしょりでした。
次の教習は仕事の都合で5日後です。その間に手首がよくなりますように。

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