幸せ

休職して2ヶ月以上経っている今、まだお休みしている。
仕事をしている毎日は、一日一日の負担が重すぎて、1週間がすごく長く感じていた。
よく社会人になったら時間があっという間に過ぎると聞くけれど、私は全くの逆だった。朝起きた時から、今日またあれだけの仕事をこなさないといけないのかと考えると気が重くなりすぎていた。実際毎日やることが多すぎて、こんな毎日なら過ごしたくない、来てほしくもないと思った。
休みの日に大切な人に会えることは嬉しかったけれど、正直それじゃリフレッシュになりきらなかったし、こんなに辛い仕事を挟んでまでしたいことかと言われたら肯定はできなかった。

でも、今は休職して毎日やりたいことができていて幸せに過ごすことができている。
大切な人と長く居られるし、自分のしたいことをしたい時間にできることってこんなに幸せなんだなって感じた。こんな毎日が続くなら明日が来てほしい、楽しみ、長生きしたいとまで思えるようになった。

休職してすぐの頃は、今日一日無事に終えられるかな、外出できるかな、という不安が付き纏っており、自分はパニック障害かもしれないと思っていた。実際夜薬が無いと眠れない時もあった。
そこまでの状態になるまで自分は自分を救うことができなかったのか、別の選択肢をもっと早くすることができなかったのかと自分の良くない意味での我慢強さ、昭和っぽい考え方を痛感した。

自分の情緒が不安定なことに苛立ったり、申し訳なく思ったりすることもあるけれど、今は毎日楽しく過ごせているから、先生方や周りにいてくれる人に救われたなと思った。

今は看護師をしたいとは全く思わないし、仕事もしたくない。職場選びを間違えたのかわからないし、なんで続けられてる同期がいるのに自分は続けられなかったのかと悔しくなる時もある。本当に悔しい。悔しくて泣けてくるときもある。
でも支えてくれる人がいるし、仕事をしたかったらすればいいししたくないならしなくていいとまで言ってくれる人がいるのはすごく幸せだなとも思う。
休職してる間は、期間はあるけれど基本給の6割はいただけるし、奨学金も借りているからどう動くのがいいのか迷っているけれど、自分が働いてもいいかなと思えるときをゆっくり待てたらいいな。そろそろ行けるかもと思う時もあるけれど、急いだり焦ると結局繰り返してしまうとも忠告してもらったので、焦らないようにしたいな。

こんなおばあちゃんみたいな穏やかな毎日が一生続くなら大切な人と一緒に長生きしたいな。
そして、周りにいる大切な人たちを支えられる存在になれたらいいな。

今休職していて好きなことに使える時間がたくさんあるということと、今のこの経験が将来笑い話になったらいいな、誰かの役に立てたらいいなという小さな希望があるということから、日々の思い出を記録していけたらなと思ってスケジュール帳を買ってみた。
毎日の楽しい思い出を忘れないように、休職中、23歳の毎日を綴っていこうと思う。

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