死について考えることは私の癖になっているかもしれない。死ぬこと、死ぬ瞬間、死後をよくイメージすることがある。道を渡っている時に横から車が突っ込んで来る、足を滑らせて頭を強打、足を踏み外し転落、薬物の過剰摂取、自死、など様々な死に方を想像する。 だが、死にたいと思うことは無い。辛いことや苦しいこと、罪悪感に覆われた時に死にたいと思う。と思っていたが、死にたいというより生きたくない、逃げたいという気持ちが強いことに気付いた。逃げたい、または人間以外の生き物になりたいと考える。
自分が死んだ後、自分の人生で関わった誰かは私のことをどのように思い出すだろうか。その人から見たその時の私はどのような記憶として残っているのだろうか。良い所、悪い所、何でもない何気ない行動、私ですら忘れてることを覚えている人はいるのだろうか。どれだけの時間をかけて思い出すだろうか。 もし、思い出してくれる人が居るのなら、私の身体はこの世から消えても、その人の記憶としてしばらくはこの世に残ることができるだろう。 彼はいじめられていたが不登校ではなかった。中学2年で同じクラ