全ての感情は愛だ。
最近、哀しさや寂しいという感情がたまに愛おしく感じる氣がしている。
人はひとりで生まれて、この世から旅立つときもまたひとりだ。
一人暮らしなので基本的に朝起きてひとり、夜寝るときにひとり。ご時勢的に引きこもっているので、ほぼおひとり様時間であるし、こうやってnoteを書いているときもひとり。
けれども、こうやってひとりでいるときに孤独を感じることってあまりないなあと氣づく。
寂しさを感じるときは、いつだって、人と会えたとき。大切な人と会えて、その時間が楽しくて笑えて愛しいからこそ、孤独を感じる。
昨夜、アマゾンプライムで見たドキュメンタリー映画。
"HOMEE LESS" ホームレス ニューヨークと寝た男
元モデル、役者兼フォトグラファーで、ニューヨークに住んでいるが、ホームレス。ダンディーでチャーミングで一生懸命、友人もいて、けれども自分に自信がなくて、愛していると言えなくて、孤独で。
その生き方が哀しいんだけれど、愛おしくも感じた。
哀しくて寂しいからこそ、人と出会ってその温かさにふれたふとした瞬間、愛を深く感じられる。
全ての感情の根っこに、わたしたちはきちんと愛を持っている。