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佐渡島の歩き方


佐渡島に行こうと思う。
唐突に予約を取ったのは出発の15時間前で、習い事も学校も総じて休みという奇跡に気づいたからだ。

SAPIXで習った北緯38度線が通るこの島には、まだ一度も行ったことがなかった。

即、新幹線のチケットとレンタカーを手配する。
移動に時間を取られる島旅でのレンタカーは重要な足になるからぜひ利用したい。

大宮から一時間半で新潟に着いて、佐渡汽船行きのバスに乗る。

バスターミナルは大きくて迷いがち
17番のりばでバスを待っていたらいいよ
当日でもチケットは余裕で取れる。
だが便数が少ないので注意が必要だ。
島の観光施設は17時までには閉館してしまう。
値段は2倍だが、速さは3倍の
ジェットフォイルがオススメ
6950円で乗れる。
1時間で新潟から佐渡島両津港に連れてってくれるよ

世界遺産 佐渡金山

世界遺産登録おめでとう
両津港から意外と遠かったなぁ。
1601年に山師3人により開山した金山で、色々なコースがあって迷ったが、金鉱内探索コース(400m)が子連れにはちょうどよかったな

1億5000万円

金の延べ棒にはサイズがある。
その中でも1番大きなものを触らせてくれるのも面白い。

重さは約12.5kgのラージバー
通常は銀行の金庫や政府国庫などが金を保有する際に使用されます。

これが金庫に積んであるのかぁ


日の当たらない坑内で働く人は大阪や江戸にいた漂泊民で、1日4時間労働をした。
「大した悪さをしてない」と書いてあったが、何かしらして捕まったのだろう。
その中でも掘り進めるうちにわきでる地下水を汲む作業が1番短命になったらしい。
たしかに、坑道内は寒いしね。

それにしても金を得る労力がすごいなぁ。
蝋燭の灯りの元で石を砕く毎日は発狂しちゃう。

こんなのもゲット
「馴染みの女にあいてぇなぁ(1回休み)」
というカードは印象深い
娘(14)が欲しい欲しいとせがむから便乗した。
流行知らないけど、乗れたなら嬉しい。
味は、ノーマル水。
温泉水99という私オススメの水を若い子に流行させたい。



トキ

ドジョウたべたり逃したりしてた。
狩りが下手でかわいい

トキは増える気が全然ないらしく、中国にいる個体も含めて1000羽いない。

卵を産めば全然孵化しないし、子育てもうまくできない...

仕方がないから卵を取り上げて人が温めてみるけど、それでも孵化するのは3割。

たぬきやテンにすら負ける。
色々ひどい。

体重はこの大きさなのに2キロもなくて、食べるところが少ないから他の動物から狙われてこなかった生き物なんだなぁ。

日本では産後の肥立ちに良いとされて食べてたみたいだけど、どんな味がするんだろうなぁ
たくさん増えてほしいな...

帰り

安くて時間のかかるカーフェリー(2等)2860円に乗ったら豪華でよかった。

速いジェットフォイルはシートベルトをするから座席から立ち上がれないんだよ。

行きはジェット、帰りはフェリーがいいね。

2時間半だから2等で全然快適

船内にはラーメンが食べれる軽食屋さんもあるし、おやつも売ってる。
ゲームセンターコーナーもあったよ。

横になれるスペースもキッズスペースも船外デッキもあって、充電もし放題だった。
楽しい。

1番よかったのは佐渡で売り切れまくってたトキ牛乳の自販機が設置されてたこと。

船内で買える!みんな気づいてないんだろうな。


佐渡島に行く人は楽しんでねー!

おわり。

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