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ポジティブ優位な世界かもしれないけれど、ネガティブな自分も愛してしまおう


世の中はポジティブであることが素晴らしいと声高に叫ばれてる気がする。

でももし本当にそうだとすれば私みたいな根っからのネガティブはどうすればいいんだ!とも思う。

本当にネガティブ。

笑顔でいるように心がけているけれど、でもやっぱり私の根っこはネガティブが本質なんだと思う。

笑っていた方がいいだなんて言われた。

もちろん、人前でぶすっとしてるよりは笑顔の方がいいだろうなって思う。

でも、その時の自分の感情を殺してまで笑っていることが、この長い人生において幸せなんだろうかって。

笑顔が素敵だねとも言われた。

それはもちろん人前では笑顔でいたい。大切な人たちの前では笑っていたい。でもたまに無理をしている。笑える状態じゃないのに笑っている。でもそれは正しいの?

だって私はネガティブなんだもの。笑えないときだってある。暗い気持ちがチクチクと私を刺して仕方がない。

それでも笑顔でいるってことは、本当の自分を自ら殺してるんだよなと思う。ネガティブな私が本当の私なのに、それを殺してる。

ポジティブな方が素敵だから、ネガティブな方は死んじゃえって。

でも、ネガティブな私の方が本質なんだから、それを殺してしまったら私は私じゃなくなるんだよなって思う。ネガティブな自分を愛するってきっと大切なことだろうな。

だって、それが本当の私なんだもん。

泣いたり、嫌なことをため込んだり、弱い自分。

それなのに意地を張って我慢して、あとでパンクする自分。

そんな自分を丸ごと愛せたら私はきっと幸せになれるんだろうと思う。だって、今まで一緒に生きてきたのは暗い方の私なんだもんね。一緒に頑張ってきたのになかったことにされたら悲しいよね。

無理やりポジティブであろうとする私にも救われた部分だってあると思う。

だから丸ごと丸ごと自分を抱きしめられたらいいな。

いつかそれができたら、本当の意味で私は前に進めるんだろうと思う。

ネガティブな自分が嫌だって思う人もいるかもしれないけれど、それも本当の自分だから愛せたらきっと何かが変わるんじゃないかなって伝えたい。


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