幸せの後に不幸は訪れるのか
今、とても幸せなんです。
でも、幸せだと怖くなることってあるよなぁって思います。
こんなに幸せでいいんだろうかっていう気持ちも然り、あとはこんなに幸せだとあとで不幸がまとめて来るんじゃないかという気持ちも然り。
特に私の場合は以前、とても幸せなことが重なったあとに父の癌が見つかったので、とても不安になる。
今も幸せを噛みしめるたびに、「怖い」という気持ちが同時にあふれてくる。
また何か不幸が訪れるんじゃないだろうか、なんて。
そんなこと考えても仕方ないのにそんな気持ちに支配される。
でも、たぶんきっとどんな風に生きても、幸せと不幸せって偶然のように訪れるんだと思う。
人生の幸福量が皆平等とは思わない。
平等なら子どものうちに死んじゃうとか、結婚式の前に死んじゃうとか、そんなのないだろう。
でも幸福量が平等じゃないのなら、幸福というのは偶然と変わらないんだろうな。
偶然訪れる。
幸福も不幸も。
抗っても仕方がない。
だから今が幸せだからって恐れる必要もないんだろう。
だってどんなでもいつかは不幸せだって訪れるし、また幸福だって訪れる。
怖がらずに今の幸せを噛みしめる方がきっと楽しい。
今でもたまに怖くなるけれど、未来の不幸はさておき今の幸せを楽しもうと思う。
幸せになっていいんだろうかと不安に思っている人も、どうせいつか偶然、不幸も幸福も訪れるんだから、図太く今の幸せを享受すればいいんだろうな。
ああ、今幸せ。