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たくさん収穫できたら売ってみる?  野菜を育てたい人へ 菜園生活のすすめ 第5話

自分で野菜を育てたい人へ

家庭菜園を始めると
自然の中で健康に良いし
畑の仲間や散歩する人との繋がりも出来る

家族からも一日中家に居ないので喜ばれます

さらに
趣味を超えて野菜を売れば
ちょっとした副収入にもなりますね

それでは第5話の本題
何を  いつ  どう売るか?

Q直売所に初めて売った時のことを覚えていますか?
A秋じゃがいも  キタアカリを出しました
朝野菜を並べる時
常連のプロ農家さんの中で緊張しましたね
昼間は売れるか残るか気になりました

結果は完売でした

Q.最初から完売ってすごいですね!
売れたのはどうしてだと思いますか?

A.秋じゃがを出す人がいなかった
敵なしだったんです
加えてキタアカリの肌が綺麗だったので売れたのでしょう

Qその後はどうでしたか?
A秋じゃがのようには行かなかったです
私は多品種少量生産で栽培期間中農薬不使用です
売れる品質とある程度の収穫量がないと出荷出来ないですから

値段も他の人より高ければ売れない
安ければ売れても満足感が下がりますね

Qむずかしいですね
売るためになにか工夫をしましたか?

A説明書 POPを作りました
特に馴染みのない野菜や品種の野菜は調理の仕方を書きました
さらにシールを貼りました

QSNSを活用する人もいると思いますが?
A私もフェースブックでPRしました
私の感覚ですと
SNSより直売所に来た人がPOPを見て購入に繋がる方が多いと思います

Q初めて野菜を売ってみようという人にどんな野菜がおすすめですか?
A高くてよく売れる野菜が良いですね
しかし その野菜が何かを知るのはプロの農家さんもむずかしいです

初心者は上手く育った野菜を出すことから始めるのが良いです
次によく消費される玉ねぎ人参じゃがいもなどの定番野菜や
逆に数は出ないが
他の人とかぶらないレア野菜がおすすめです

あと 経験から
エシャレットやエダマメなどのおつまみ系や
オクラやミニトマトやスティックセニョールなどの時短系が良いですね

Q直売所は売れる日とか売れない人かありますか?
Aあります
曜日では土曜 日曜 木曜の順に売れますね
天候では晴れの日が売れます
あと企業秘密ですが
お盆前と年末は少し値段が高くても売れますね

Q初心者は最初売り方がわからないと思いますが?
A私も最初はどう袋に詰めるか分からなかったので
直売所の担当者に聞いたり
他の出荷者の野菜を見たり
スーパーの野菜売り場を見たりしましたね

Q野菜を売る場合のポイントは?
A私が注意したこと工夫したことは
①見た目を綺麗に新鮮に見せる
②POPやシールで説明
③差別化として
枝豆は枝付きで
大根は半分にカットして袋詰め
④フェースブックでPR

Qところで直売所はどうやって探したのですか?
A私の場合ですが
直接  直売所に話をしました
私のケースが一般的かは分かりませんが

Q値段の設定はどうするのですか?
A値段は出荷者が自由に決められます
直売所に設置されている端末で
野菜の種類と生産地と値段を入力してラベルを印刷し
そのラベルを野菜の袋に貼り付けます

Q売れ残った場合はどうなります
A売れ残りは出荷者が回収します
多くのJAの直売所が同じだと思います

まとめ
第5話では
野菜を売ることについて考えてみました

家庭菜園で自家消費できる時は考えなかったですが
畑が広くなってからは食べきれない野菜を売ってみたいと思いました

これから菜園を始める人も
今野菜が余るくらいできて売りたいと思う人にも参考になれば幸いです

売ることは楽しいです
辛いと思う時もありますがね

第6話もお楽しみにしてください



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