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迷いの道(ショートエッセイ)
ほんの10分しか、かからない
駅までの道が、1時間迷う
スマホのグーグルのナビ見ているのに
私にとっては無用の長物
季節は、夏 、知らない河原について、
その景色に見惚れ
スマホで写真撮って、
しかし、また、歩き始めて
考えられない遠くの街名の案内標識が出てるの見つけて
「ああ、もうダメた。もう進めない。暑くてこれ以上歩けない。」
タクシーに電話する
「どこかわからないんです。迷ってしまって。◯◯橋があって。」
「ああ、どこかな」
「側に薬屋さんがあります。」
「ああ、△△橋ね」
橋の読み方間違ってた
タクシーが来てくれて、
運転手さんが、乗ってる途中
この道をね
ここで
とか色々教えてくれたけれど
その説明もわからない
はあ、そうですか
と、わからないのに相槌打つ
それにしても
あの橋から見た河原の景色綺麗だったな
もう一度行きたいな。
(フォトは、辿り着いた河原の上の空)