不自然なミスリードの話
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ぎんぎん、こんにちは、ノウト!
わざとらしい失敗、という話を前回させていただきました。
不自然にモノゴトが進むことをわざとらしいなんて言ったり言わなかったりします。時間を稼ぐため注意をこちらにむけるためなどなどの理由でコップを倒し入っていた飲み物をこぼす、わざとこぼす。わざとこぼしますがわざとらしくしてはいけません。なんて話はしておりませんが、前回のお話もお読みいただければ幸いです。
こぼしたことによって、ちょっとした時間ができます。注目があつまります。
そのすきに何かミッションが行われる。という手はずです。
その場合、わざとらしいと勘繰られてはミッションがうまくおこなえかもしれません。つまりは時間が稼げない、注目がこちらにあつまらない。ということです。
「わざとらしいぞ」なんて注目してくれればいいのですが、ではなく、ミッションが仕掛けられるなんて勘づき警戒レベルが上がる。なんてなればもうミッションの成功確率は下がる一方です。
ミッションなんて日常生活で仕掛けられることは、普通に生活をしていれば早々あるものではありません。
しかし、それを楽しむためにエンターテイメントとして楽しむためわざと仕掛けられにいく。ということはあったりなかったりします。
手品やマジックなど注目をこちらへとあちらへさせて、巧みに驚きを与えてくれます。
自然に自然に目線を誘導してくれるので、そちらではなくこちらを見なくてはならないのに、なんて思っていてもミッションは行われ、驚きを与えられます。
「よし、タネを見つけたぞ」なんて思っていると、それはわざとわざとらしくそこへと導くなんてことだったりして、また驚きを与えられます。
相手はそのマジックを何度も何度も練習していますから、そんな一回見ただけでは不自然さはわかりません。それがわかるのであれば、それはミスリードなんて勘づかなければなりません。
いや、そんなマジックの見方をするのは、全くもってマジックをエンターテイメントを楽しもうなんてしていないのではとも思ったり思わなかったりします。
しかし、「どうなっているのだろう」なんて探求心を羽ばたかせるのも楽しみだったりしますからね。
昔ならば、「種も仕掛けもありません」なんて謳い文句で手品は行われていましたが、今どきは、「タネを暴いてごらん」というスタンスの手品師もいたりいなかったりします。
暴かれたときのスタンスもそんな人はきっと考えているので、暴かれたことすらミスリードにして、Bプランなんてこともあったりなかったりするのかもしれません。
もう11月で寒さが本気を出してきたので、このあたりで。
ありがとうございます。
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