二度たのしいの話
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ぎんぎん、こんにちは、ノウト!
近づけば大きくなる、という話を前回させていただきました。
近くにあるモノほうが大きく見えます。現実的に物理的には大きさは変わりませんが見た目には違いがあります。これを遠近法なんて言い方をしたりしなかったりまします。その法則をつかい写真などでは多くな建物を手でつまんでいる構図とか高い建物と自分の身長が同じ。なんて話はしておりませんが、前回のお話もお読みいただければ幸いです。
そんなだまし絵的な構図で写真を楽しんだりしている人がいます。観光地などでの建物ではそれを撮るならばこの位置からなんて丁寧に立て看板なんかを設置してくれているところもあったりして、そんな技法を知らなかった人も知る感じになります。
知ったからといって実際にその構図で写真を撮る人もいれば撮らない人も当然ながらいます。
撮る人からしてみれば、「なぜ、こんなに面白い構図で撮れるのに撮らないの?」と不思議思うかもしれませんが、それが面白いかどうかはその人にしかわかりません。写真ですから何十年後かにも見るかもしれません。
その時に、「なんやねんこいつ、観光地ではしゃぎやがって」と自分の写真を見て思うかもしれないなんて頭をよぎったかはわかりませんが、撮らない人がいます。
しかし、何十年後かにその構図での写真を見て「観光地ではしゃぎやがって」などと思えるならば、十分に面白い構図です。何十年後に自分自身の心を動かすことができています。
「懐かしいな」とか「楽しかったな」とかだったら、思い出にふけているだけですが、その時とは違う感情が沸き起こっていますから、十分に二度違う感情でその観光地を楽しんでいます。
それが面白くないと言うならば、仕方はありません。面白いことを感じるのは人それぞれです。
観光地だけではなく普段からそんな写真を撮っているなんて人もたくさんいますね、SNSを覗けばそんな写真がたくさんあります。
今では自分だけではなく、たくさんの人々に楽しんで面白がってもらう時代になっていますから、何十年後かにその写真を当時見た人たちが見たらどう感じるのでしょう。これはまた違う感情が沸き上がってくるかもしれませんので、それはそれで楽しみです。
また新たな台風がきたので、このあたりで。
ありがとうございます。
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