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雲のなかで一枚をさがすの話
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ぎんぎん、こんにちは、ノウト!
記憶と会話する、という話を前回させていただきました。
コンピュータやスマートフォーンは記憶をする装置とモノをモノゴトを考える装置は違うところで行います。今どきならばインターネット上に記憶しているなんてこともあったりします。インターネット上と言っても正確にはどこかのコンピュータの記憶させておくところに記憶しています。なんて話はしておりませんが、前回のお話もお読みいただければ幸いです。
必要な時にその記憶装置からインターネットを介してスマートフォーンやPCに持ち出して来ます。
写真なんかを持ち出そうと、「海辺で撮った、あの写真をどこにいれたっけ?」と検索をかけますが、どうも検索ワードがうまくいかないのか。そもそも「海」といれてもうまく写真は検索されません。写真にわざわざ言葉を添えて保存していませんから当たり前と言えば当たり前です。
インターネット上では「海」なんて検索ワードいれると海の写真が検索できますが、それはこの写真は海であることを言葉としても一緒に保存しているからで、自分で撮った写真にはその言葉は添えていません。
大抵、一緒に保存されているのは日時や場所の情報くらいでしょうか。それもカメラがスマートフォーンが自動的に保存した情報です。場所の情報も海なんて情報ではなく地名だったり緯度経度だったりしてもっと精密な情報で、その設定を入れているとどこにいてるのがわかるのでSNSに掲載する時には消しましょうと言われていたりしますから、そもそもその設定を入れていない人もたくさんいます。
こうなれば、日にちから探すしかありません。
海だからきっと夏だろうと7月や8月の写真を中心に探しても、目的の「海」の写真は見つかりません。目的ではない「海」の写真はでてきますが目的の写真はでてこない。
自分の記憶違いなのかと諦めてそこで探すのをやめ、そんな探していたことなんて忘れ全く別の日にクラウドにある写真を何気なく見ていると、その探していた「海」の写真を見つけたりすることがあります。
コンピュータも人も記憶は何ひとつとして間違っていません。ただただ検索するチカラがなかっただけです。
コンピュータのほうは、海を海と認識できるように人工知能が発展してきていますが、ヒトのほうはと言うかボクの記憶も検索能力にもどんどん衰えが見え隠れしてきています。
映画のタイトルや役者の名前なんてスッとでてきません。それは昔からだという声もありますが。
九州ではまた大雨のだとか言われているので、このあたりで。
ありがとうございます。
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