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おごそかな味の話
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ぎんぎん、こんにちは、ノウト!
淡々とたんぱく質、という話を前回させていただきました。
淡々と、と、粛々と、では似たようなニュアンスです。心意気がその人のメンタルが違うだけで見ている第三者的には同じようにしているように見えたり見えなかったりします。「淡々と仕事をこなすね」なんて言えば「アホ言え、粛々とやっとんねん」と返ってきたりします。なんて話はしておりませんが、前回のお話もお読みいただければ幸いです。
厳かな雰囲気とあっさりとした感じでは、どこがどう違うなんてことを説明をしてもらっても、それに精通していなければわからないモノもたくさんあったりなかったりします。
見ている人にそれを伝えるために、と、何かを加えれば厳かさがなくなってしまう、なんてこにもなりかねません。
どちらがどうということではありません。
あっさりとした出汁のきいたモノに、厳かさはいりません。
出汁に厳かさがあるかないかは、また別の話です。それを突き詰めている料理人のかたもいるかもしれません。
厳かな雰囲気で食べるものには当然ながら、厳かな食べ物のほうがあったりなかったりします。
食事のレポートなんてしている番組なんかを見ていると「あっさりしていて・・・」なんてちょっと味気のないものを表現しているのかな、なんて野暮なことを思ったりする人もいたりいなかったりしますが、このフレーズが「厳かな・・・」なんて言われると、何かちょっと豪華な気もしないでもないです。
単なるこちら側の勝手なイメージだけです。
そのもの自体があっさりしたものならば、そのままあっさしした味です。
しかし、そのものと言っても他にもそのものはあったりなかったりします。おでんでもそのおでんではないおでんがありますから、それとの相対的な味の違いならば、その対象となるおでんを知っていなければそれはもうどんなあっさりかはかりません。
元のおでんが基本のおでんが厳かなおでんならば、もはや、第三者には想像すらできません。
ところで、厳かな味ってどんな味なのでしょう?
そもそも厳かとは?
礼儀だたしく近づきがたいなんて辞書にはあったりなかったりしますので、そんな味です。
春や夏冬には休みがあるのに秋にはないので、このあたりで。
ありがとうございます。
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