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武士と侍はすこし似ているの話

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ぎんぎん、こんにちは、ノウト!

それを食べるのが侍、という話を前回させていただきました。

同じようなモノでも違ったり、違うモノでも同じだったりすることがあります。例えば、「武士」と「侍」ではどうでしょう。「武士を思いえがいてください」と「侍を思いえがいてください」とではどこがどう違いますか、どこがどう同じですか。ボクは違いなく同じに思いえがいていました。なんて話はしておりませんが、前回のお話もお読みいただければ幸いです。

でも、言葉が違いますからきっと何かが違うのであろうと思います。

少し調べると、武士は言葉と通り武芸に携わったモノでさむらいも内包されている感じです。今どきならば、軍事に携わったモノですかね。そうすると「軍人」という言葉でもよさそうです。

対して、侍はと言えば、主君や主家に仕えるモノでやはり、武士も内包されている感じです。武士が軍隊で団体だとしたら、侍は個人としてのボディガード的な感じにも受け取れます。侍の家庭を武家とよんだりし、そこで生まれた子どもを侍ともよんだりします。

物語的に、後々、出世する活躍する武士のことを侍なんて表しているとかいないとか。

つまりは、どちらも同じモノですね。代議士のことを先生なんて呼ぶのと同じ感じでしょうか、いや、弁護士のことを先生という感じでしょうか。厳密に言えば、どんな侍を見て武士と言っても呼んでも間違いではありませんが、武士を見て侍と呼んだりすると「え、拙者、出世はしない身の上なので」となる場合があったりします。

でも、悪く言っているわけではありませんから、
言われたほうも悪い気はしませんので、武士を見て侍と言うのもいいのではないのでしょうか。物語的にはダメなのかもしれませんけれど、現在の物語で「この人が後々、活躍するのだ」なんてネタバレ案件ですからね。しかし、みんながみんなこのことを知っているとは限らないのでやはりいいのかもしれません。

物語ですから、仮に活躍しなくても一向にかまいません。そこは作者である物語の神様が自由に書いて描いていけばいいと思ったり思わなかったりします。

物語にこうあるべきなんてことはないと思いますからね。武士なんて実際に呼ばれる人が実際にいてる時代には「そんなことない」ってことが起きるのが物語だったりするのが物語のいいところです。

それを読んだり観たりして、楽しく思う人がいればいいだけです。いや、書いている描いている本人が楽しければいいだけかもしれません。

春がノックもせずにやってきたみたいなので、このあたりで。


ありがとうございます。

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