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ラマダンカリーム🌒

やりたいこと・やらなきゃいけないことの両方がぼちぼち増えてきて、まあまあ忙しくなっている今日この頃です…。

気づけばエジプトに住み始めて早5ヶ月。
最近は時間がすごい早く進んでいるなあと思う時と、「はあ〜1週間長いなあ」と思う時の差が激しいです。時空が歪んでいる気持ち。なんででしょう。

感情の起伏も激しくて、ちょっとしたことですごく嬉しくなったり落ち込んだり悲しくなったりしているように思います。
日本にいる時は今ほど自分の気持ちと向き合ったり、なんでこう思うんだろう?と分析してみたりすることってあんまりなかったな。
でもそれだけ毎日が濃いってことだし、新しい発見もたくさん。
そのひとつに、自分にも愛国心があったことに気づいたことが挙げられます。
ずっと海外で働いてみたいとか住んでみたいって思いがあったけれど、思い切ってよかったなとまだまだ始まったばかりなのにそう思います。

そんな今日はラマダンについて🌝
「ラマダンって言葉は聞いたことあるけど…」「断食のことだよね?何にも食べちゃいけないの?」わたしも最初はそんな感じの知識しかありませんでした。

今回はわたしが今の時点で知っているラマダンについて書きたいと思います✏️

まずラマダンは月の満ち欠けで始まりと終わりが決まります。イスラム歴が月の満ち欠けに基づいているのも同じですね!
約1か月間、日没後から日の出前までに食事を済ませ、日中は飲食を一切しません。
と言っても、小さな子どもや妊婦、病気を患っている人、生理中の女性などは断食を行いません。体調を崩してしまったら大変ですからね…。
小学校では大体3年生くらいから断食をしている子とそうでない子に分かれ始める感じでした。
でも、幼稚園や低学年でも断食をしている子もいて、子どもたちは自分から「今日断食しているんだ!」と得意げに先生に言うと、先生たちは「すごいね!!偉いね!!」と褒めます。
そのくらいラマダンは宗教上大事なものとされていることを実感しました。
水も飲めないということを知った時は驚きでした。私は運動するのが好きなのですが、練習中もラマダン期間は日中であればやはり水を飲みません。
私もその土地で暮らしているからには文化を尊重したいと思い、彼らと一緒の時は水を飲みませんが、最近は30度を超える日もあるのできつい時もあります。

今の日没時間は大体18時すぎくらいです。日没の時をアラビア語でマグリブと呼びます。マグリブが来たら一斉にイフタールという日没後の大きな食事をします。

イフタールに招待していただきました


家族や友達と集まって食事することが多いです。何度かお隣さんや友達にイフタールに招待していただきました。お家で食べる時はマハシーやムサカ、シャウェルマなどエジプトの伝統的な料理を食べることが多いようです。食事が終わったら、紅茶やコーヒーを飲み、スイーツやクッキーを食べたり、お話を楽しんだりと、ゆっくり過ごします。

そして、日が昇ったら次の日没まで飲食をすることができないので、午前2時半までにもう一度ソホールという朝ごはんのような食事をします。
アエーシ(エジプトの平たい丸パン)や卵、フール、チーズ、サラダなどを食べます。水もたくさん飲み、さらに紅茶を飲んだりします。

みんなでレストランでソホールをしました

個人的には、ただ断食をすることがつらいというよりは、寝不足になることがつらいなと思いました。
日没後に食事を2回するために睡眠時間が削られます。
ラマダン中は仕事の終わる時間が1時間ほど早くなりますが、それでも出勤時間はほとんど変わらないので、朝起きるのが大変でした
仕事から帰ってきて昼寝してしまうので朝夜逆転みたいな生活になりました、、

こんな感じで初めてのラマダンはたくさんの人と食事をして楽しく過ごしましたが、体はちょっときつかったです😂

あと街にはファヌースや装飾がたくさんでお祭りモードになります。ファヌースとはラマダン中に飾るランプのことです!

ファヌース


街の装飾


学校でも使い終えた教科書でリサイクルファヌースを作ったり、教室や校舎に飾り付けがなされたりしました⭐️

エジプト人に聞くとみんなラマダンが好きと言います。
ある友達は「神からのお告げをもらえるから」と言っていました。それを聞いて、宗教や文化は目に見える行動などを知ってもまだまだ理解をするには難しいなと感じました。
残りの期間で、同意できなくてももっと理解を深められたらなと思います。


今日はここまで。
مع السلامة👋(マーサラーマ)

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