見出し画像

洗濯と選択、障碍特性

引きこもりになる前から家事、とりわけ掃除が好きでした。なぜか? ビフォーアフターがはっきりとわかり達成感を味わえるからです。それに感謝もされますしね。学校の掃除の時間も好きで中高時代は美化委員をしていました。

とりあえず、わたしが掃除(家事)好きなのを皆さんにわかっていただいたうえで、家事の中でどうしても段取り良くできずに毎回イライラすることがあります。それは家族が洗濯した物を干すことです。何度やっても手際良くできません。

我が家では、朝出勤前の母が洗濯物を洗濯機に掛けます。色物、洗濯ネットに入れる物、手洗いなど母なりのこだわりがあり、自分でやらないと気が済まないらしいです。わたしの担当は洗濯が終わったものを干すことです。これが本当にスムーズにできずストレスが溜まります。

自分で洗濯物を選別して洗濯機に入れて干すときには、何を洗濯したのかをわかっているので、ピンチハンガーに何を付けるのか、干す場所はどこにするのかを考えながら干せます。一方で、洗濯機で何をどの程度洗ったのかがわからない状態で、洗濯カゴに入った洗濯物を干すと、何を洗濯したのかをきちんとわかっていないため、何度も何度も干す位置を変えたりと四苦八苦します。どこになにを干したらいいのか選択できないのです。これまでにも家事で苦手なことはいろいろありました。ただ大抵の場合、数をこなす事で慣れてきて早くできるようになります。にもかかわらず、他人が洗濯した物を干すのだけは必ず手間取ります。

おそらくこれが障碍特性だと思います。

いいなと思ったら応援しよう!