拙者を構成する5つのマンガ -仕事編-
タイトルがちょっと岸辺露伴みたいじゃあねえか。
と思いつつも要は自分の行動や思考に影響を与えたマンガだろう。
行動や思考と言っても、学問においてや仕事において、健康や生き方など重視するものによって違ってくる。
個人的に毎日楽しく過ごしていたらそれが仕事になっているので、今回は仕事と楽しみ方に限って影響を受けたマンガをピックアップしていくぞ。
勉強編はこちら
ONE PIECE ワンピース
おれがなるって決めたんだから その為に戦って死ぬんなら別にいい - モンキー・D・ルフィ
(↑なりたくないものになって生きるより、なりたいものを目指して死ぬ方が確かにいいかもと思った一言。)
高校生くらいの時に「自分がどんな人生を送れば楽しく生きれるかなぁ」と考えた時に「ワンピースみたいに能力者がいて冒険しながら目的を目指す世界は楽しいかもな」と行きついたことがある。
ということで現在バルセロナにいるのだが、これからもどんどん旅をしていきつつもそこで強くなって能力を覚醒させていこうかと思っている。
目指すべき場所は何かと言われるといつも「全てに和楽を」と言っていて、自分を含めできるだけ楽しいもので溢れる世界を目指していて、そのために「スキルを身につけ新たな世界へ挑戦するヒーロー」を増やせればと考えて日々活動しておりまする。
Dr. Stone ドクターストーン
わからねえことにルールを探す そのクッソ地道な努力を 科学って呼んでるだけだ・・・・・!! - 千空
(↑直面する問題に対して何度も何度も試して答えを見つけていく地道さの重要性がわかる一言。)
移り変わりの激しい21世紀において身の回りで何が起こっているのかわかる人間は数少ない。(この辺はファクトフルネスという本を読んでみるといいが。)
人はわかる事に対して安心を抱き分からないものは批判し排斥しようとするが、このマンガを読んでいる人間なら「わからないことならそこに思考を巡らせるんだ!」と自分の頭で地道に考える必要性がわかっているだろう。
病弱のルリを助けるためにペニシリンを作るかサルファ剤を作るかで、ペニシリンを作るのであれば青カビを探す必要があり運が必要。一方でサルファ剤は途方もない材料さえ集めれば確実に作ることができる。
多くの人は「宝くじ当たらないだろうか」という感覚で運ゲーのペニシリンに行くだろうが、超絶地道な努力を要するサルファ剤を作ることを速攻で決めた千空のカッコよさは楽して結果を求める現代の人たちへの戒めとなる。
宇宙兄弟
本気でやった場合に限るよ 本気の失敗には価値がある - 南波六太
(↑やるからには本気でないと失敗は無駄になるということがわかる一言)
「モノづくりには失敗することにかける金と労力が必要なんだよ」と失敗をすることが必要であると言うことが失敗を恐れて行動をしない人たちの胸に突き刺さる。
僕らはどこかでテスト前に部屋の掃除を始めたりと「本気ではなかった」という言い訳をしてしまいがちだが、それはつまり「じゃあ、あなたのその失敗は価値がないですね」ということになってしまう。
確かに本気でやって失敗するとその人の実力が知られてしまうし自分の現実と直面するのはきついだろうが、ローバーをより遠くまで進めたいのであれば、本当に宇宙へ行きたいのであれば常に全力で取り組む必要がある。
これまた手を抜いたことが多々ある自分としては定期的に心のノートにメモっておくべきことだろうな。
こちら葛飾区亀有公園前派出所
やはり・・・そうだったのか・・・時代がやっとわしに追いついた・・・ - 両津勘吉
(↑両さんの働き方は21世紀型だった。)
中学生の頃こち亀のキャラを全て覚えたほど好きな漫画の一つで、どこか枠組みに囚われずに自分の欲望に忠実な両さんに憧れを持っていたのかもしれない。
大人になって読んでみると、「マニア1万人に月額100円ずつもらって月に100万円稼いでいる」とか現代のオンラインサロンみたいなことをやってたり「わしは金をかけるのが嫌いだ」と周りで使えるものを低価格で利用するなど、ビジネス面でも役立つ要素が多々散りばめられていることに気がつく。しかも2004年時点で独自通貨(仮想通貨)の発行の回もあるぞ(当然オチは両さんが発行しまくって暴落したが)。
かつてはルール内で優秀な成績を修める人間が有利だったが、今の時代は両さんのように自分の好きな分野ではめちゃめちゃマニアックな知識を持っていて、サバゲーなどの遊びから寿司などのスキルにも首を突っ込める人間が価値が高くなっている気がする。
NARUTO ナルト
みんながみんな、認めてくれる、火影ってスゲー名前を語るのによーお!ぜってェー!近道なんかねェーってことはよ!! - うずまきナルト
(↑楽に強くなる方法はないと肝に銘じた方が努力できる)
読むとわかるがナルトは結構頭が良い。教えられたことだけではなく、創意工夫をして影分身でスキルを身につけるスピードを早めたり、別の術と合体させて新しい技を編み出したりできる。
スキル習得でも仕事でも途中でやめてしまうと言うことが結構あると思うのだが、ナルトの場合は「クソォ、うまくいかねぇ!」とか言いつつもどんどんやり方を変えていきながら習得までつなげていく。
それだけでなくナルトは九尾のチャクラや仙術(自然界のチャクラ)を使うことが多いのだが、我々も自分だけのリソースではなく身の回りにある使えるものを利用して自分を強くする術を磨くのもありなのではないだろうか。
あと、個人的に忍者というミッションのために密かに活動をする重要な役割という存在が小学4年生の時からワクワクしてるんだよな。。。
まとめ
とはいえ所詮マンガはマンガなので間に受けすぎてはただの中二病だ。
例えば強さにも「ストロング」なのか「タフ」なのかは考えた方が良く、ストロングの場合は力が強いあまりに無理をしてしまい体を壊す。一方のタフの場合は基礎体力などを重視するので持続性がある。少年漫画ではどうしても「ストロング」に目が行きがちでここは間に受けなくて良いと思う。
一方で「短期間で主人公が成長」するシーンはとても魅力的でそこに刺激を受ける人も多いだろう。だが実際は漫画の1話が現実世界では数ヶ月かかることもあるため、どうしても短期的な結果を求めてしまいがちだったりする。
そんな時は自分に影響を与えたマンガを思い出して「あの主人公だったらこんな時でも諦めない」と言ったように状況によって役を演じ分けていくのもありなのではないだろうか。
所詮、影響を受けようが受けなかろうが、自分の人生をハッピーにしてくれ向上させてくれるのであれば騙されたつもりで中二病をこじらせるのもありなのかと思う。