大学院入試対策〜外国語科目(英語)編〜
はじめに〜執筆者略歴〜
わたしの経歴を簡単に紹介します。大学は教育学部英語英文学専修で言語学を専攻しました。大学院は外部受験して科学哲学を研究しました。英語科教員免許を持っています。学生時代はTAとして学部1、2年生の英作文(アカデミック・ライティング)の添削指導にも携わっていました。
ただ、もともと英語が得意かと言われると得意ではありません。いまも得意ではありません。好きだから英語を頑張った人間です。ちなみに中学時代の英語の成績は2、3でした。
本記事の目的と執筆経緯
大学院受験の外国語科目(英語)の効率的な学習と対策方法を紹介します。
わたしは大学院試験(院試)では、専門科目、外国語(英語+仏語)、論述の科目を受験しました。専門科目や論述については大学院、専攻により出題形式も異なり、個別の対策が必要になります。しかし外国語科目(英語)については--殊に人文社会科学系の場合には--問題は英文和訳と和文英訳の記述式が多く、出題形式が似通っています。そのため複数校を受験する場合でも、各大学院に特化した対策というよりは、院試英語として対策することになります。したがって、院試英語について経験を交えてご紹介します。
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