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仕事を辞める日を決めたらいい仕事ができるようになった

いい仕事ができるようになった。
というのは個人的な感覚であって、実際の仕事のクオリティが高いのかどうかは正直わからない。

しかし、タイトルのように「今の仕事を続けるのは長くても来年の◯月◯日まで!」と決めてから内面に劇的な変化があった。
とてもポジティブに、目的意識を持って仕事ができるようになったのだ。

決めるまでの私は、仕事を辞めるか辞めないかただグダグタ自問自答を繰り返すばかりだった。
現状に不満はあっても、本音は変わるのが怖いし、面倒くさかったのだ。

決めてからは
「今しかできないことをできる限りやろう」
「今しか吸収できないものは全て自分のものにしたい」
と意識が変わった。

なるべく笑顔でいるようにし、積極的に仕事に取り組むようになった。

また仕事以外の時間の過ごし方も変わった。
悩むだけでなく、自分がどう生きたいかを考え、そのための情報を積極的に集めるようになったのだ。

これから世界や仕事のあり方にどんな変化があっても通用する人材になるための情報を探し、色々な記事を読んだり、その場で出会った人に気になったことはたくさん質問するようになった。


なぜこのような変化があったのかと考えると、

全てのものは有限だ

ということを、今の場所(職場)にいられる期限を自分で決めたことで理解し、意識できるようになったからだと思う。

ただ悩むばかりの毎日の中では、今の職場にずっといなくてはいけないと思い込んでいたし、
(ずっといられると思い込んでいたとも言う。職場自体が無くなることも解雇されることもあるのに我ながら図々しい。)
私には新しいことなどなにもできないと決めつけ、
努力をしない言い訳と現状への不満を大事に抱えて、何もせずただじっとしていた。

本当は誰だっていつどうなるかわからない。
世界は刻々と変化しているし、平和に健康に過ごしている人間でさえ明日生きている確率は100%じゃない。

ずっと同じ仕事、生活を運良く続けられることはあるかもしれないが、突然の変化に新たな選択を迫られる可能性は充分にある。

諸行無常とはよく言ったもので、ずっと変わない無くならないものなんて何一つないのだ。

誰にでも起こる、絶対に逃げられない変化がある。

人はいつかは働けなくなるし、

いつかは死ぬ。


まだ実感としては薄いけれど、そう考えると目の前にある全てのものを、今、存在するうちに吸収したいという衝動が湧いてくる。

これは生きたいという欲求に似ているかもしれない。


人生を充実させたいと思ったら、

あらゆるものの期限を“自分で”決める。

といいのかもしれない。
全てのものに対する集中力が高まり、きっと得られるものも多くなると思う。



#エッセイ #日記 #仕事 #転職


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