#1 無汗症と「闘う」とは？
●プロローグ
こんばんは！ご無沙汰しております…
といいますのも、
試験期間やレポート課題がありまして
投稿までに非常に時間がかかってしまいました(;^ω^)
しかも、そのあと情緒不安定や
様々なトラブルなどの個人的事情が多くて、
時間が空いてしまいました。
前置きはもうこれぐらいにして、
お話を進めていきたいと思います！
今回は無汗症との闘病についてお話します。
ちょっと長いかもしれません💦ご了承ください💦
●日頃どんな症状があるの？
普通に生活を送っていても、
様々な症状がみられます。というか、
自分で「あ、症状きてるわ」って感じる
というイメージをもっていただければ嬉しいです。
○体温調節ができない・熱中症になりやすい
発汗作用によって、ヒトは体温調節ができますが、私の場合は汗をかけない分、
体温調節がなかなかできません。
夏、外に出ると、
周りの気温や太陽熱によって暑いと感じたときに
体温が上がります。（平熱より＋1~1.5℃上昇）
その後、熱が自分の体にまとわりついてくる感覚がして、どんどん体調が悪化していきます。
頭痛やめまい、吐き気、倦怠感、ふらつきの後、歩けなくなって意識を失うこともしばしば。
○肌にピリピリ、チクチクとした痛み、痒み、蕁麻疹
私は、特発性後天性全身性無汗症とそのほかの症状があります。
コリン性蕁麻疹やアドレナリン蕁麻疹があります。
まず、前者に関して話します。
乾燥や熱などの刺激に強く応答して、蕁麻疹がおこる場合が多いです。
例：冬の寒さや風、お風呂のお湯、日光など…
これらの要因によって、蕁麻疹がおこるだけでなく、痛みや痒みが生じます。
そして、反対に発汗作用が抑えられてしまうそうです。
また、強くストレスを感じたときにも
チクチクした痛痒さを感じるとともに、
自分の体の表面から熱が出ているような感覚になります。
ほかにも、緊張したときにも同様の症状が出ることがあります。
さらに、日光（光線）過敏症も併発しているため、日光による刺激にも弱く、
日光を浴びたときにひどく乾燥して
痒みや痛みを生じることもあります。
○全身におけるひどい乾燥
発汗作用による保湿作用が著しく低くなるため、
肌・皮膚の乾燥がひどくなります。
冷暖房などによる乾燥によって鱗のように肌表面が割れていき、
お風呂の後は全身の痒みやカサカサがひどくなります。
そのため、全身にひっかいた跡があります。
SNSで紹介されているような「高保湿」の化粧水などは大体使えません…。
使っても粉を吹いたり、そもそもなじませるときにピリピリと痛んだりと
使用感がいいとは言えません。
普段は明色化粧品さんの「アストリンゼン」っていうの使ってます。
これが一番保湿されるので…（宣伝ではないけどURL載せときます）
明色 無香料アストリンゼン (meishoku.co.jp)
ほかにも乳液やクリームなどを全身に毎日塗りたくらないと、脚や腕などを出すことはできません。
化粧品一つ一つにもこだわらないと肌が死んじゃいます…。
○体温が上がりやすい場所に行ったときにパニックになる
よくあるのは満員電車や、人の多い所に行くと
体感温度が上昇するため、きつくなりやすいです。
そのため、そういう場所にいると、ひどい息切れや動悸などがおこり、パニック状態に陥りやすくなります。
これは、私以外の同じ無汗症の方も感じているのでしょうか？
無汗症以外にもハンディキャップを持つ方は同じ感覚を持っているのか、共感を得られるのか気になりますね。
●エピローグ
長くなっちゃいました(;´･ω･)
こんな感じで、様々なハンディキャップを抱えながら、闘病してます。
自分からアピールすることではないってわかってはいますが、
世の中にはこんな感じで、
「ハンディキャップと一緒に生きてる人がいる」
ってことを知っていただけたら嬉しいです。
また、症状にはもちろん個人差がありますので、
これが無汗症の方のすべて！ではありません。
その点ご了承ください。
今回は以上です！
次回は「無汗症になったことで生まれた暮らしの変化」とかにしようかな～
とか思いつつ、テーマ未定です。笑
あとは、無汗症人生を助けてくれる道具のお話とかしようかな～。
話せるテーマを探しつつ、いろいろ書いてみたいと思います！
読んでくださった皆様、ありがとうございました！
●おまけ
たまに、
生きづらいなって思う世の中について、とか
自分の考える理想の社会ってなんだろな～とかも
【番外編】的な感じで話していきたいなと思います。
正直、無汗症と関係ないかもしれないけど、たまに読んでいただけたら嬉しいな～って感じです。
個人的には、障がいやハンディキャップ以外にも
ジェンダーの話とか、環境問題とかいろいろ話したいなって思います！
おまけまで読んでくれてありがとうございました！