インドネシアに音楽の女神が降りている "Menanti" Yovie Widianto + Ziva Manolya
Ziva MagnolyaのMenantiは、Yovie Widiantoの澄んだ静かなピアノで始まり、スピード感のあるキックとともに、パワフルで美しいクライマックスに向けて高まります
もとは1968年生まれのYovieが、1990年代のキャリアの初めに、その頃のアイドルDea Mirellaのために作った曲で、最初は不自然なコード進行や、民族音楽を取り入れるのが上手くいっていないところもありましたが、Dea Mirellaとの30年間のコラボレーションを通じてメロディやリズムをブラッシュアップした結果をZivaに贈ったようになっています
みんなが人生で得たもの、感じたものを次の世代に伝える、そして一人の新しい才能を最高に伸ばそうという気持ちを感じます。シンセ中心のバンドはシンプル、クライマックスはアカペラのコーラルでK-popの5人分以上のパワーがあります。独特のリフ&ランは、もとはR&Bだけれども、最後に日本アイドルの地声のような雰囲気があります
American popsができなかったことがここにあって、インドネシアに音楽の女神が降りていると感じます
1990年代のDea Mirellaのオリジナル。左チャンネルしかないのみ