今年一番よく聞いたフィリピンpop、Gigi de LanaとGigi Vives
今年一番よく聞いたフィリピンpopsは、Gigi de Lanaと彼女のバンドGigi Vivesでした
Gigi de Lana(1995年生)はアイドルコンペティションでデビューしましたが、最初は女優としての活動が多く、パンデミックの時にスタジオライブを配信してよく知られるようになりました
フィリピンの人なら多分誰でも知っているpop、"Araw Gabi"(Regine Velasquez)、やアメリカンpop、"I'll be there"(Jackson 5/Mariah Caray)などのカバーは、パワフル、広い音域で、優れた音程・音量のコントロールで、楽しさ、情熱、はかなさまでの感情を自在に表現します
バンドの演奏はシンプルのように見えるが、レコーディングの品質がある意味とても高く、それぞれの楽器の演奏の素朴だが細やかな表現、メンバーとGigiの間の感情のやりとりが伝わって、楽しいライブになっています
Sitti Navarroの"Para sa akin"はロマンティックなボサノバですが、男性が女性に無限の愛を捧げるという歌は今の女性が歌うとちょっと恥ずかしいかなというニュアンスが現れていて、パンデミックから後の配信の環境で聞いている人たちを意識して、新しい表現を追求していくところが感じられると思います
I'll be there
Araw Gabi
Para Sa Akin