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作家さんとのお付き合い

小説新人賞を受賞して、もっとも環境が変わったのは、同じく小説を書いている作家さんと交流ができるようになったことです。
今日はそのことについて書こうと思います。

同期デビューの作家さんたち

私がデビュー(受賞作が発売したタイミング)したのは2019.3月です。この前後一年くらいの間にデビューした方々とは、親しくお付き合いさせていただいています。
出版社が同じ光文社さんだった日ミスの辻寛之さんを初め、横溝賞の犬塚理人さん、このミスの井上ねこさん、越尾圭さん、乱歩賞の斉藤詠一さんは、今でも定期的にリアル、ZOOMなどで情報交換(という名の飲み会)をしています。
(見出し写真は確か二回目のリアル飲み会。ちょっと極道の『出入り』っぽい)

今年は合宿をするような話もあります。
やはり同じ境遇だからこそ話せることは多く、とてもありがたい存在です。

福ミスの先輩作家さんたち

私は『島田荘司選 ばらのまち福山ミステリ文学新人賞』出身です。賞を創設した島田先生との出会い、ご教示いただいたことは以前、こちらの記事にまとめました。

受賞したその年の暮れ、福ミスの先輩たちの忘年会にご招待いただいて、ご挨拶をすることができました。まだ正式な表彰式前で、あわあわしていた頃ですから、とてもありがたかったのです。
福ミスは受賞者の繋がりが強くて、いつも羨ましがられるのですが、ホームパーティーに招かれたようで、本当に嬉しかったことを覚えています。

改稿をどこまでしたか、装幀はお任せなのか、二作目はどうやったら出るのか、確定申告はどうするのか、などなど突っ込んだ話を教えていただきました。(知念実希人さんが「とにかくどんどん書くことです!」と熱く背中を押してくれました)

写真はその時にみなさんからいただいたケーキ。稲羽白菟さんが買ってきてくれたものです。

コロナのために、私の次の年からは表彰式が中止か、規模縮小してしまい、受賞者の交流がなくなっているのが残念です。
そこで有志が中心になって受賞者の方に連絡して、オンラインですが、お祝いをするようになりました。
早くまたリアルで集まれると良いと思います。

Twitterで知り合った作家さんたち

デビューしてから始めたTwitterには、多くの作家さんがいて、誰とも知れぬ新人の私からの挨拶にも、気軽に応えていただき、随分たくさんの方とお知り合いになりました。
会ったことのない人の方が多いです。本を献本し合ったり、新刊の発売をお祝いし合ったり、DMでちょっと内輪の話を聞かせてもらったり、こちらもありがたいです。

広がる輪

この3つの繋がりから発展して、お知り合いの作家さんが増えています。今後も大切にしていくつもりです。
まだお会いしたことのない方にも、いつか何かの会で、ご挨拶できることを楽しみにしています。


noteに連載中の小説です。よかったらお読みください。


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