【ASP方式水槽】シャワーパイプの向きはどうするのがベスト?おすすめポイントを紹介!
プロジェクトフィルターPSをお使いの皆さん、シャワーパイプの水が流れ出る向きはどうしていますか?
多くの方が水槽の真正面に向けているかもしれません。
実はわたしも長年、真正面に向けていました。
しかしその影響で、フィルターや生体にとってあまり良くないことに気づいたのです。
この記事では、プロジェクトフィルターPSのシャワーパイプのベストな向きをご紹介します。
さらに、より良い水槽環境を作るためのポイントもお伝えしますよ。
シャワーパイプの役割
シャワーパイプの役割は大きく二つあります。
一つ目は、水流を作ることです。
水槽内の水が循環し、汚れた水がフィルター(ソイル)に送られます。
これにより、水槽内の水質が清潔に保たれるのです。
二つ目は、浄化された水を排出し、常に新鮮な水を供給することです。
水流によって酸素が水中に溶け込み、生体に必要な酸素を供給する役割も果たします。
これらの機能がシャワーパイプには備わっているのですよ。
壁面に向けるのがベスト
シャワーパイプの向きは、壁の面(後ろや横)に向けるのがベストです。
これには、2つの理由があります。
理由1: 水流を抑えられる
シャワーパイプを壁の面(後ろや横)に向けると、水流が壁に当たって広がり、全体的に穏やかな流れになります。
これによって、魚たちが強い水流で疲れてしまうのを防ぐことができます。
特にメダカは強い水流によってストレスを感じやすいので、この配置はおすすめです。
理由2: 餌が散らばらない
シャワーパイプから直接水流が出ると、餌があちこちに散らばってしまい、魚たちがうまく餌を摂取できなくなります。
シャワーパイプを壁面に向けることで、水流がやわらぎ、餌が一箇所に留まりやすくなります。
魚たちは効率的に餌を食べれますので、無駄なく栄養が摂取できますよ。
注意点
シャワーパイプの向きを調整する際には、気を付けるポイントが3つあります。
・水位を高くしすぎないこと
シャワーパイプから出る水流が高い位置にあると、水が水槽の外に跳ねることがあります。
水位は適切な高さに保ちましょう。
・シャワーパイプの向きを上にしすぎないこと
パイプの向きが上過ぎると、水が外に跳ねてしまいます。
水平または少し下向きくらいが良いでしょう。
・水流は絞らないこと
壁面に当てることで自然と水流が抑えられるため、絞る必要はありません。
絞りすぎると底面フィルターの効果が落ちて、水質維持能力も低下する可能性があります。
まとめ
プロジェクトフィルターPSのシャワーパイプは、水槽内の環境に大きな影響を与えます。
壁面に向けて設置することで、水流が穏やかになり、生体への負担を軽減しつつ、餌も効率よく摂取できるようになります。
水位やパイプの角度にも気を配りながら、最適な環境作りを心掛けましょう。
より良いアクアリウムライフを楽しんでください。