アクアリウム初心者におすすめな熱帯魚はラスボラエスペイ。その理由は3つ。
オレンジ色の暖色系カラーをしたラスボラエスペイは、飼育がやさしい熱帯魚です。
アクアリウムを始めたばかりの人に、びっくりするほど選ばれていますよ。
そこで今回は、ラスボラエスペイがアクアリウム初心者におすすめな「3つの理由」をお話していきます。
ラスボラエスペイの飼育データ
体長: 3cm
混泳: 同じくらいの大きさをした魚
寿命: 約3年
原産: カンボジア
アクアリウム初心者におすすめな3つの理由
それぞれ解説していきます。
身体が丈夫
ラスボラエスペイは、パイロットフィッシュにも選ばれるほど丈夫です。
パイロットフィッシュとは、セットしたばかりの不安定な水槽に導入されるお魚のことです。
つまり、他の種類だと耐えきれないほど水質が悪化した環境でも生き抜ける、強い身体をもっているお魚なのですよ。
ただし、水温の急変には弱いです。温度がいっぺんに上がったり、下がったり
長生きをする
平均寿命は3年。
ラスボラエスペイは、ちいさい体をしているけど長生きするお魚なのですよ。
長寿のポイントは、弱酸性の水質と25~28度の水温を保つことです。
弱酸性の水質を維持するには、ソイルを使用します。水温はヒーターを使いましょう。
ストレスを緩和できるように隠れ場所も用意してあげてくださいね。ナチュラルな隠れ家として、水草をたっぷり植えるのが手堅い方法ですよ。
水草を植えるメリットは他にもあります。
それは水中に蓄積する硝酸塩(窒素)やリン酸塩を栄養素として根っこから吸収することです。
硝酸塩やリン酸塩は、お魚の保護粘膜に影響をあたえる嫌な存在なのですよ。
どんなお魚にもいえるのですが、のびのびと暮らしやすい環境を整えると長生きしますよ。
どんどんキレイになる
ラスボラエスペイが発色したときに魅せる体色は、まるでゆらめく炎のようなオレンジ色になります。
身体の側面にある黒のラインもハッキリして濃くなりますよ。
ラスボラエスペイを発色させるには、なにか方法があるのだろうか。
赤色を濃くするような餌をあたえるのではなく、長く飼いこむことでキレイな発色をします。
なぜなら環境に馴染んでいるので、元気いっぱいだからです。
わたしたちも体調が悪かったり元気がないときは、家でゆっくりしたくなりますよね。そんなときは、外に出かけるような気分にもなれません。
お魚の場合は、体色を薄くしてひっそり過ごすようになります。だから環境が合ってないと色が悪くなるのですよ。
ラスボラエスペイが好む弱酸性の水質を維持して、水草を林のように植えてあげましょう。
弱酸性を維持できるソイルを使うときは、黒っぽい色した粒を選ぶとよいですよ。なぜかというと、保護色効果で体色が一段と濃くなるからです。
まとめ
ラスボラエスペイは水質悪化に強いお魚です。
なぜなら、他のお魚には耐えがたい環境でも生き抜けるからです。
ゆらめく炎のようなオレンジ色の発色も幻想的ですよね。
ソイルなどを使って弱酸性の水質を維持してあげると、どんどんキレイになりますよ。
寿命は約3年。飼育を長くたのしめる、丈夫なラスボラエスペイはアクアリウム初心者におすすめです。
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