【プロジェクトフィルターS】お手入れのやり方をご紹介
プロジェクトフィルターSをご利用中の皆さまへ。
最近、吐き出し口が汚れてきたり、泡の量が減ってきたりして、困っていることはありませんか?
水がきれいでも、パイプが汚れているのは気になりますよね。
泡の量が少ないと、魚たちも息苦しくなって、体調を崩してしまうことがあります。
この記事では、当店スタッフが実際に行っている「プロジェクトフィルターS」のお手入れ方法をご紹介します。
ぜひ、ご参考になさってください。
プロジェクトフィルターSとは
プロジェクトフィルターSは、ASP方式を採用した底面フィルターです。
プロジェクトフィルターは、ろ過効率を最大限に引き出すように設計されています。
ろ過プレートはジョイント式になっており、水槽のサイズに合わせて調整可能です。
特殊形状の拡散エルボー(排出口)は、水を穏やかに水槽内に戻す役割を果たしています。
排出口が汚れる理由
エアリフト式のプロジェクトフィルターSは、パイプ内の水流が弱いため、栄養分が吐き出し口に溜まりやすくなります。
このため、吐き出し口に汚れが蓄積しやすくなるのです。
また、排出口周辺には水槽内の微細なゴミや汚れが集まりやすく、これがさらに汚れを悪化させます。
ぶくぶくの泡が出なくなる理由
プロジェクトフィルターSで泡が出なくなる主な理由は、プラストンが目詰まりしているからです。
プラストンはエアーポンプと接続されていて、小さな泡を作る大事な役割を果たしています。
しかし、使い続けるうちに汚れやコケが付いてしまい、目詰まりを起こすことがあります。
この状態になると、泡が十分に出なくなり、水槽内の酸素供給が不足しやすくなります。
お手入れに必要なアイテム
次の項目で、使用シーンについて詳しく解説します。
お手入れの手順
・エアポンプの電源を切る
まず、エアポンプの電源を切ってください。
次に、エアポンプに接続されているチューブを外しましょう。
水槽の水がエアポンプにかからないように注意してください。
・排出口とパイプを取り外す
まず、一方の手でパイプの下部(接続ストッパーより下)をしっかり握ってください。
次に、もう一方の手で接続ストッパーより上のパイプを掴みます。
そして、下のパイプが持ち上がらないように握ったまま、排出口が繋がっているパイプを引き延ばしていきます。
これで、排出口と繋がった状態のパイプを取り外すことができます。
もし、パイプがきつくて引き抜けそうにない場合は、無理に引っ張らずに排出口だけを取り外してください。
無理に引っ張ると、ソイルの中に埋まっているプレートが浮き出てしまうことがありますので、ご注意ください。
・排出口を洗う
当店では、カインズホームで販売されている「ボトルの中栓洗い」を使用しています。
排出口の先端まで洗えるので、とても便利です。
もちろん、百円ショップで手に入る注ぎ口洗いでも代用可能ですよ。
パイプは使い古した歯ブラシで洗いましょう。
また、エアーチューブは激落ちくんスポンジで洗うときれいになりますよ。
・プラストンを交換する
排出口とパイプの中にあるチューブの先端には、円柱型のプラストンが接続されています。
このプラストンは消耗品で、黒ずんでいる場合は目詰まりを起こしています。
そのまま使い続けると泡が出なくなり、水槽に酸素を供給できなくなってしまうのですよ。
そのため、定期的に交換するようにしましょう。
・パイプと排出口を水槽に戻す
まず、洗ったパイプを水槽内のパイプに接続します。
排出口が水面より少し下になるように、パイプの長さを調節してください。
次に、プラストンと繋がったチューブをパイプの中に収めていきます。
このとき、プラストンはソイルに少し隠れるくらいの位置にセットしてください。
プラストンの位置が高すぎると、ろ過効率が大幅に低下してしまいます。
・エアーポンプの電源を入れる
排出口をセットしたら、エアポンプの電源を入れてください。
排出口から泡が出ていれば、作業は完了です。
まとめ
この記事では、プロジェクトフィルターSのメンテナンス方法について解説しました。
以下の手順で作業を行ってください。
プロジェクトフィルターSの定期的なメンテナンスを行い、水槽内の環境を整えましょう。
ぜひ、この記事を参考にして、お手入れを行ってください。
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