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【プロジェクトフィルターPS】水中ポンプのお手入れ方法(メンテナンス)とコツ

プロジェクトフィルターPSをご使用の皆さまへ。

水中ポンプのメンテナンスは行っていますか?
水が出なくなったり、異音がしたりしていませんか?

定期的なメンテナンスを怠ると、ポンプの調子は悪くなります。
とはいえ、お手入れの方法がわからない方も多いかもしれません。

この記事では、当店スタッフが実践しているメンテナンス方法をご紹介いたします。


プロジェクトフィルターPSの水中ポンプとは


プロジェクトフィルターPSのポンプとは、GF100とよばれる水中ポンプのことです。

水槽内の水をソイルに通して循環させる役割を担っています。
これにより、水質が保たれ、健全な水槽環境を維持することができます。

ポンプの内部にある「インペラー」とよばれる羽根が汚れると、流量が低下したり、異音が発生したりすることがあります。

GF100のインペラー

定期的にインペラーを掃除し、状態を確認することで、これらの問題を防ぐことができますよ。

水中ポンプのお手入れ方法


水中ポンプのお手入れに役立つ便利なグッズと、メンテナンスの手順をご紹介いたします。

・お手入れに便利なアイテム


・バケツ
・毛抜きピンセット
・お掃除ブラシ

まず、バケツは水中ポンプを移動させる際に便利です。

ポンプを水槽から取り出すとき、バケツを使うことで水がこぼれるのを防ぎ、作業がスムーズになります。

次に、毛抜きピンセットはインペラーを取り出す際に役立ちます。

インペラーの羽を簡単につまむことができ、指に負担をかけることなく作業ができます。

最後に、お掃除ブラシはインペラーのお手入れに最適です。

インペラーは水流を作り出す重要な部分ですが、汚れが溜まると性能が低下します。
このブラシを使って優しく掃除することで、ポンプの性能を保つことができます。

ダイソーの注ぎ口洗いブラシでも代用できますよ。

【小見出し】水中ポンプの電源を切る

プラグをコンセントから抜いてください。
その際、コンセント周りのホコリを除去しておくと、トラッキング現象を予防でき、安全性を高めることができます。
ホコリが溜まると火災の原因になることもあるため、定期的な掃除が重要ですよ。

・水中ポンプを水槽から取り出す


まず、片方の手でパイプの下側をしっかり握ります。

次に、そのままの状態で、もう一方の手でポンプを引き上げてください。
ポンプとパイプが一緒にくっついた状態で取り外されるため、バケツに移した後にパイプを外すようにしましょう。

この方法で、ポンプや水槽を傷めることなく安全に作業ができますよ。

・水中ポンプの洗い方


水中ポンプはお湯を使わず、水道水の冷たい水で洗います。
これは、インペラーの磁石部分に含まれている潤滑油が溶けないようにするためです。

矢印の箇所が磁石部分

水中ポンプ本体は、下部がキャップのように取り外せます。

パイプ接続側と本体上部をそれぞれの手でしっかりと掴み、パカッと開くように力を加えると外すことができますよ。

まず、毛抜きピンセットを使ってインペラーを取り出します。

次に、ブラシを使って丁寧に汚れを落としてください。
ポンプ本体やシャワーパイプも同様に洗浄します。

特に、インペラーが収まっていた穴の部分には汚れが溜まりやすいので、重点的にブラシで擦り落としましょう。

これでポンプの性能を維持し、長持ちさせることができます。

・水中ポンプを水槽に戻す


洗浄が終わったら、インペラーをポンプに正しく取り付け、水槽に戻します。

ポンプがしっかりと水に浸かる状態で電源を入れてください。
その後、水流が正常に出ていることを確認しましょう。

問題がなければ、これで作業は終了です。

まとめ


この記事では、水中ポンプのお手入れ方法について詳しく説明しました。
定期的なメンテナンスを行うことで、ポンプの性能を維持し、長持ちさせることができます。
適切なお手入れを心がけて、快適な水槽環境を保ちましょう。

※水中ポンプの耐用年数は約2年です。
定期的にお手入れを行っていても、劣化が進むことがありますので、2年を目安に交換を検討することをおすすめします。


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