白メダカ
メダカの中でも真っ白だから、絵になるうつくしさ。まるで熱帯魚みたい、と思う存在です。
ネオンテトラやプラティなど、熱帯魚と一緒に飼育することもできるのですよ。
白メダカは、水槽をパッとあかるい雰囲気にできます。
その理由は、他のメダカにはない白メダカだけがもつ特徴があるからなのですよ。
今回の記事では、白メダカだけがもつ特徴と鑑賞価値をグンと高められる低床(底砂)を紹介します。
お客様のなかには、ネオンテトラやプラティと一緒に飼育している人も多いのですよ。
混泳相手を探してた人も記事を参考に、白メダカも検討してくれば幸いです。
白メダカとは
ダツ目メダカ科メダカ属のお魚。
野生のメダカから改良された種類のなかで、ヒメダカ、黒メダカ、青メダカになぞらえる基本品種です。
魚類では、めずらしいといわれる白色の色素細胞をもつメダカなのですよ。
白色の色素細胞(体色)をもつのは、メダカ以外には海水魚のメバルなど限定的な種類しかいないからです。
魚類の体色(色素細胞)は、赤色、白色、黄色、黒色、虹色の5色が知られていますよ。
白メダカの飼育データ
体長: 最大3cm (約)
混泳: 同じくらいの大きさをしたお魚
寿命: 約1から2年
水温: 15〜30℃
原産: 日本
他のメダカよりも大きくなる
あくまで、大きくなる傾向がある、ということです。
とはいえ、わたしも白メダカは大きくなるイメージがあります。
なぜかというと、お店に入荷するサイズでも4cm超えの個体が多いためです。
メダカは性格がおとなしい。だから混泳させるときは、ひと回り大きい体をした白メダカのほうが、他魚に怯えることもないので安心ですよ。
まっしろい体色は、大きく見える
これは白色が、膨張色とよばれるカラーだからです。
たとえば、同じ大きさをした黒色と白色の物体が並んでいたら、白のほうが大きく見える気がしませんか。
広がって見えたり、膨らんで見えたりする錯覚を起こします。
だから白メダカは、実際よりも大きく見えるのですよ。
茶色系の低床(ソイル)が、おすすめ
当店の白メダカは、プロジェクトソイル「めだか」を低床に使用しています。
プロジェクトソイルプレミアム「めだか」は、あかるい茶色の粒をしています。
照明でライティングをした茶色の低床は、水草がキラっと輝きます。さらに白メダカの体色も、まぶしく際立たせられるからですよ。
メダカは保護色機能をもっています。保護色機能とは、まわりの環境で体色を変化させること。
黒っぽいメダカを白い砂で飼育していると、体色が薄くなってくるのです。
ところが、白メダカは周囲(環境)の色に合わせて体色が濃くなったり薄くなったりする変化が、ほとんどみうけられません。
ですので、あかるい茶色をしたプロジェクトソイルプレミアムが、白メダカと水草をまぶしく際立たせられるのです。
水草水槽に白メダカを泳がしてみましょう。
まとめ
そばかすのような、にじみもない、まっしろな白メダカ。
周囲の環境で、体色が変化することもないため、あかるい低床を使うのもおすすめです。
白メダカと水草が、あかるく見えるからです。
プロジェクトソイルプレミアムは、ライトブラウン(ナチュラルカラー)をした低床。
水草のグリーンとの相性も抜群。リラックス効果もあるグリーンとあかるいライトブラウンで、白メダカを泳がせてあげましょう。
心の底からいやされるはずですよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。