ブルースターダストメダカ
ネオンテトラ、グッピーなど。熱帯魚の仲間と日本のメダカを一緒に飼育している人は、意外と多いですよね。
おうちの水槽でも混泳させてみようと思ったとき、どの種類のメダカがいいのかなあって、悩みますよね。
うちのお店でも、熱帯魚とメダカを同じ水槽で泳がせています。
何種類かのメダカを泳がせたのですが、「おっこれはキレイだな」とほれぼれしたのは、ブルースターダストメダカでした。
そこで今回は、いつまでも見ていたくなるブルースターダストメダカの魅力を紹介いたします。
熱帯魚とメダカの混泳を期待どおりに成功させたい、という人も参考にしてください。
ブルースターダストメダカとは
ダツ目メダカ科メダカ属のお魚。
青ラメ幹之ヒカリメダカとパープルブルーラメメダカの交配で誕生した品種です。
それぞれの「よいところ」が合わさったリッチな個体が、ブルースターダストメダカです。
まず、青ラメ幹之ヒカリメダカがもっている、キラキラの反射光を放つ「ラメ」と背中を走るように光る発色(幹之メダカの特徴である体外光という)。
そして、パープルブルーラメメダカがもっている、色の濃い青体色が重ねられました。
深い青色と眩しいラメ、この2種の特徴をもったのが、ブルースターダストメダカです。
ブルースターダストメダカの飼育データ
体長: 最大3cm (約)
混泳: 同じくらいの大きさをしたお魚
寿命: 約1から2年
水温: 15〜30℃
原産: 日本
水槽がパっと明るくなる
青みがかった白色の体色が、光を反射するからです。
レイアウトのアクセサリーや低床が黒っぽい場合、光は吸収されてしまいます。水槽のなかは、うす暗くなってしまうのですよ。
そんなとき、ブルースターダストメダカが、すいすい泳いでいると、光の反射作用で水槽内は明るくなります。
だからブルースターダストメダカは、水槽内をあかるくしてくれるのですよ。
ライトを当てることで発色をする
鱗のラメに光が当たり、キラキラと反射光を放つからです。
ラメは、横から眺めるとキラリと光ります。
ブルースターダストメダカが、下向きに泳いだときは、背中がピカっと輝きますよ。
真上から水槽を覗きこんでみましょう。
青白い背中の光や、鱗(ラメ)の1枚1枚が、キラキラと輝く姿が鑑賞できますよ。
混泳できる熱帯魚の種類
ネオンテトラ、グッピーなど小型の種類から、底を泳ぐコリドラスまで。
幅広い種類のお魚と一緒に泳がせられます。
メダカと同じくらいの大きさか、ちょっと小さいサイズのお魚なら、問題なく混泳できますよ。
混泳のコツは、メダカの性質に合わせることです。
なぜかというと、気が小さいメダカは、ストレスを受けやすい。だんだん餌を食べなくなり、弱ってしまうからです。
臆病な性格だから、仲間同士で集まって行動したいことを理解して、混泳相手を考えましょう。
大勢のなかにメダカを1匹だけ泳がせるのは、おすすめできません。
理想の構図は、メダカがメイン(主役)で、スパイスのような感じで熱帯魚が泳ぐかたち。
とはいえ、混泳相手としておすすめしているのにメインなの、となりますよね。
でも、少ない匹数で入れちゃうのは、ストレスをあたえます。
ですので、最低でも3匹くらいは入れてあげましょう。
まとめ
ライトのあかるい光を帯びた水草は、キラキラしてうっとりします。
ここにブルースターダストメダカが泳いでいたら、どうでしょうか。
鱗1枚1枚のラメが光で反射して、目を開けてられないほどまぶしい発色をしてくれるかも。
熱帯魚に負けないくらい、うつくしいブルースターダストメダカの紹介でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。