4月に読んだ本
今月もまとめて書くぞーい。4月は軽めの本が多かった。
イラストで学ぶ!戦闘外傷救護
フルカラーで書いてある外傷救護の本。外傷救護っていうか止血に特化してて、とにかく大至急止血しろ!!!止血できたら止血で壊死して切断になる可能性も考えてなるべく長くパーツを残せ!!!っていうことがとっても分かりやすく書いてありました。
挿絵がめちゃ多くて、表紙にもなってるかわいい女の子+救命訓練用のドールつかった写真+米軍の訓練の写真で構成されてます。本の最後の最後で、いっぱい出てきた救命訓練用ドールがオビツ製と知って、ずっと可愛がってた近所の女の子が実は消防士だったみたいな気持ちになりました(?)
植物はなぜ薬を作るのか
化学全然分かんなくても読めるタイプの薬学書。西洋と東洋の薬学の歴史を比較しながら、今実際に使われてる薬がどういう植物から採取されるのか、ひとつずつ薬品名を取り上げながら説明してくれます。
夜寝る前にちょっとずつ読んでて、「今日も私はまたひとつ賢くなってしまったな…」という充足感とともに毎晩気持ちよく眠れました。
文字渦
とんでもねえ奇書を読んでしまった……これはなんて言えばいいんだろうな……小説っていうジャンルではあるんだけど……とんでもねえ奇書だった……………
メソポタミアとインダスのあいだ
これめーーーーーーーーーーーーーーーーっちゃ面白かった。今まで古代オリエントの本いろいろ読んで私の頭のなかで積み上がった知識が、次の章に入ったなって感じした。
テーマは、農作物とあとはせいぜい衣類くらいしか産出できなかったメソポタミアに、都市に必要な木材・岩・貴金属を供給していた周辺民族について。著者が海洋民激推しで「古代から農耕従事者が比率としてめちゃくちゃ多くて、歴史を書き残してきたのもそういう人たちばっかりだったけど、農民だけで成り立つ歴史なんかねえんだよ!!!!!!!」みたいなこと書いてあるところがクソ熱かった。
人はどのように鉄を作ってきたか
みんな〜〜〜〜〜〜!!!!鉄を作りたいか〜〜〜〜〜〜!!!!!ウオ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!私は作りたいので作ります。
紙つなげ!彼らが本の紙を造っている
いつ、なんで買ったか思い出せないんだけど、積んであったから読んだ。スカイツリーの建築費より高額な製紙マシンやべえ。
言葉の国イランと私
古代メソポタミアの本ばっか読んでるけど、最近のイランはどうなのよってふと気になって読んでみた。最近て言っても戦後まもない頃の話なんだけど、国費留学制度なんか全然なかった頃、「女子は大学まで出たって意味ないじゃん」みたいな風潮の時代、当時のイラン国王にお手紙書いて留学実現させるバイタリティーすげえ。まじですっげえ。
全然関係ないけどキラフェス遠征の往復の機内で読んでたら、隣の知らんおっさんがめちゃくちゃ覗き込んできて、「そこまで顔突っ込んで見てくんならいっそテメーで買えや」って思いました!!
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