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私を構成する42枚 #2
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続いては THE CLASHのLondon calling。
![](https://assets.st-note.com/img/1684757220040-Z6yyuzjuDx.jpg?width=1200)
「もしパンクから一枚選べと言われれば私はこれを選ぶでしょうか。」 好きか嫌いかはともかく、パンク好きでこのアルバムを通して聞いてないなんて人いたら教えてください、僕が勝手に取り締まりますよ。笑
とにかく好きなんで、このジャケットのTシャツも持ってます。年に一回も着ないのですが、捨てられません。
さて、
私がこのアルバムをあげる理由は、
THE CLASHが狭義なパンクバンドにとどまらない、その良い意味での彼らの雑食性が存分に発揮された最初のアルバムだから・・・です。
スタンダードでシンプルなガレージ・ロックサウンドを基調としながらも、
ロカビリー、レゲエやスカ、ジャズなどの多くのジャンルからの影響を上手くとりいれた楽曲作りがアルバム全体でなされています。
これらが彼らの持ち味をの中にうまくスパイスとして効いています。
最初から最後まで実にバラエティー豊かで、終始飽きがこない内容であり、かつ1枚のアルバムとして、
かなり完成されています。
タイトル曲もいいが、それ以外です。
それ以外全て素晴らしい。
jimmy jazzなんかですね、
もう最高ですよ。
という事で、クラッシュはこの3rdアルバムを発表したからこそ、ただのパンクバンドに終わらなかったのであります。
クラッシュの奥深さを体験できる一枚にして、
ジャンルを気にせず、えっ音楽って、ジャンル問わずにでなんでも聴いても良いんだね、音って繋がってるんだねって気付かせさせてくれた一枚です。
僕もこのアルバムの影響をどこまで受けたかどうかは分かりませんが、やがて聞くジャンルをロック以外に広めて行くことになりました。
最後のtrain in vainのまで含めて、
とにかく素晴らしい流れ。
lost in the supermarketも
なんでこんな素晴らしい曲書けるのか。
まさにこのアルバムこそが
20世紀のパンク・ロック名盤でしょう。
21世紀はもちろんのこと、
22世紀にも聞かれてほしい。