大学教員をめざす若手の皆さんへ

かつては公募戦線で戦っていましたが、気がついたら採用側にまわって結構な年月が過ぎていました。ベテラン教員が採用のときに考えること、嘘いつわらざる本音を明かします。

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公募ってホントに提出書類や面接で勝負が決まるの? ―大学教員公募にチャレンジするための基本―

押さえておくべき基本とはそもそも公募に通って正規雇用の大学教員になるのはどれくらい難しい? 公募ってホントに書類や面接で勝負が決まるの? じゃあ応募する側にできる対策とは? こんにちは、中堅大学の文系学部に教授として勤めているAです。このページでは、大学教員公募にチャレンジする若手の皆さんが押さえておくべき基本として、上に挙げた3つのポイントについて書きます。基本なので無料で公開していますが、価値がないから無料というわけではありません。基本を取りこぼしていると大失敗につ

    • 学会や研究会への出席は公募通過につながるの? ―質問すべき? 名刺配ったら人脈広がる? 懇親会は役に立つ?―

      ベテラン教員が若者を見る視点とはこんにちは、中堅大学の文系学部に教授として勤めているAです。 大学教員公募を突破して就職するためには、自分が発表をしないときでも、学会や研究会に出席した方が良いのでしょうか。私自身かつては「お金と時間がかかる上に面倒だけど、うまく振舞えば人脈が広がって公募通過に一歩近づくんじゃないか」と、出発の時間ぎりぎりまで迷うことがありました。迷っている間は、同時に強いストレスを感じていたものです。しかし今から思えば、出席するか欠席するかは、本当にシンプ

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