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イギリス留学思い出話#2~スコーン
こんにちは。
昨日、同級生との卒業旅行(私はまだ卒業しませんが)から帰ってきました。
新宿の伊勢丹で「英国展」が開催されていることを知り、行ってみると、、
なんと会場に入るのでさえ2時間待ちでした。
ヨークからはるばる私の大好きなお店が出店しているのに…!
体調もあまりよくなかったし、早く帰れたからいいか。。。と自分に言い聞かせ、泣く泣くあきらめました(泣)
さて、今日は私の大好きなイギリスの食べ物についてです。
イギリスの食べ物ときいて皆さんが思い浮かべるものは何でしょうか。
Fish and chips? Afternoon tea? Full English?
イギリスのものはおいしくないという話をよく聞きますが、そんなことないです!
”スコーン” は、私が食べたものの中で衝撃を受けたのもののひとつです。
スコーンとの出会い
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初めてスコーンを食べたのはヨークにある有名なTea Room、 "Betty's" のアフタヌーンティーででした。
この時のスコーンのおいしかったことおいしかったこと。
このアフタヌーンティーではそのスコーンの味しか覚えていないほどです。(笑)
イギリスでは日本と違って、クロテッドクリームとイチゴジャムをつけて食べることは知っていたのですが、こんなに衝撃を受けるとは思ってもいませんでした。
思わず一緒に来ていた友達と目を見合わせました。
(プラス、Betty'sのイチゴジャムは絶品。感動しすぎて、買ってかえり寮で大切に食べていました。)
イギリスのアフタヌーンティーでは、1段目にサンドウィッチ、2段目にスコーン、一番上にケーキがのるのがお決まりです。
一番下の段から上に食べすすめるのがマナーという話を聞いてその通りにしていましたが、周りを見ていると案外自由に食べすすめてもよさそうでした(笑)
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こちらはアフタヌーンティーの最高峰と言われているThe Ritzでの写真。
予約が困難ときいていたので望み薄ながらに調べてみると半年後までいっぱい。やっぱりね、とあきらめかけたとたん、枠が現れたんです!
友達とひいひい言いながら勢いで予約してしまいました。
でも、この時を逃したらもう機会はなかったかもしれないと思うと、本当にラッキーでした。
Ritzのアフタヌーンティーでは、最初にサンドウィッチとケーキの段の2段で登場。スコーンは焼きたてを提供するために後からやってきました。
写真のために手を付けずに待つなんてなんて日本人らしい。。。
スコーンに欠かせないもの
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日本でもよく目にするスコーンですが、
重要なものが欠けていることが多いのです。
それがクロテッドクリーム。
これとイチゴジャムを一緒に食べないスコーンはスコーンとは言えないと私は思っています(思想強め)。
でも私はたっぷりのクロテッドクリームとイチゴジャムが添えられた、完璧なスコーンを食べたときに心の底から感動しました。
もし日本でクロテッドクリームが簡単に手に入るようになれば、大ブームが巻き起こること間違いなしだと確信しています。
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イギリスから持ち帰ったレシピ
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ふと本屋さんに寄った時、特に何も考えず、手に取った本。
National Trustのスコーンのレシピ本です!
過去の自分ナイス!おかげで日本でもイギリスで食べたあのスコーンを家で作ることができます。
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帰国後すぐに、オーブンまで新調して焼いたスコーン。
まあまあうまくできました。
母が百貨店でクロテッドクリームを見つけて買ってきてくれたのですが、これがなんと手のひらサイズの瓶1つで2000円ほど。高い!
日本でスコーンブームを起こすにはまだ時間と努力が必要そうですね…
焼いたスコーンを友達や知り合いに配ったものの、クロテッドクリームを一緒に渡せないことが心残りでした。あれがあってこそのスコーンなのに。
最後に
スコーンについて書いている今日も、スコーンを焼きました(笑)
2回目です。
私は食べていたものに思い出が宿る傾向があります。
イギリスの日々を思い出させてくれるスコーンは、日本に戻った私の生活に少しBritishなテイストをくわえてくれています。
実は表紙に使ったスコーンの写真、これが今新宿伊勢丹の英国展で私がチェックしたかった、ヨークのお気に入りのお店のスコーンです。
パーラーメイドというお店です。
気になった方はぜひ検索してみてください。
(このお店、Instagramにもアカウントがあります!)
とても有名なのですぐにヒットすると思います。^^
今回も最後までお読みいただきありがとうございました❁