妻の実家の家業を継ぐため福岡から嬉野へ移住した話
「俺、職人なるわ」
プロポーズとしてはなかなか珍奇なセリフで
独身から既婚者になり早3年。
私は現在“波佐見焼”で知られる波佐見町のとある窯元で働いている。
元々は福岡でアパレル販売員として某セレクトショップに勤務していたが、結婚を機に焼き物業界への転身を決め、佐賀県の嬉野市へと移住することになった。
妻の実家が嬉野で窯元を営んでいることを知り2人で家業を継ぐことを決心したからだ。
移住後の大まかな時系列がこちら
2021年10月
佐賀県の有田町にある窯業技術センターの就労のための一般研修に研修生として入構。
その間妻は波佐見の翔芳窯に修行へ。2023年3月
前出の制度を修了。2023年4月
翔芳窯へ入社。
全国的に人気の高い波佐見焼の中でも独自の技法と商品バリエーションの豊富さ、常に新しいものを生み出そうとする姿勢に惹かれ、将来的に自分に必要なスキルを会得するため入社を決意。2023年11月
「CIELO」として陶器祭りに初出店。
以来通常業務をこなしながら自分の作品作りに没頭。2024年2月
現在に至る。
最終的な目標は夫婦で会社を経営していくこと。そのためにも今はあえて他産地で自力を付けることを選び、「CIELO」というブランドと向き合うことでクリエイティブな精神を養っていきたい。
CIELOの由来はいずれお話しします。
今回は簡単な自己紹介のみで失礼致します。