削り出しでオンリーワン商品を
普段私は一従業員のため自分の作業は仕事終わり、もしくは休日しか出来ない。
そんな貴重な製作時間を”After work”と題して紹介していこう。
焼き物業界で重要な技法の1つである”削り出し”。
こちらはタタラ生形と呼ばれる方法で形を切り取ったもの。
少ない道具で作れるため陶芸初心者にもおすすめ!
うっすらとヒビやバリが残っているため削りと水拭きで綺麗に仕上げていく。
こちらが完成形。
碗もひと手間加えていくぅ。
縁に削りを入れ水拭きで滑らかに。
縁が波うつことで鋭さが消え一気に柔和な印象に。
接着してティーカップに変身。
葉っぱはハンドルでした。
実はこれ、まだ焼いたことのない完全な試作品。
ここから特殊な釉薬を施すため専門業者へと渡る予定。
1ヶ月以上はかかるとのこと。
その間にまた新たなデザインを考えよう。
きっとこの仕事はこの繰り返しなのだろう。
また次回。
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