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平田樹さんが2年半ぶりの計量失敗を逆転勝利で帳消し!? ONE独自の計量システムとあれこれの巻 アーセン山本さんトレンド入りおめでとう
平田樹さんが2年半ぶりの二度目の計量失敗で「何やってんだよ」感が漂うのであればまだいいのですが、「嗚呼…ダメな方ですね。」と呆れている空気が漂っていて、如何ともし難いところを試合終了直後の逆転どかちんパンチで計量失敗を無かったことにする荒業を成し遂げていまして、呆れ以外はそっくりそのまま2年半前と同じ光景を遠目から見物しておりました。とりあえず試合後のマイクで一言計量失敗を謝っておけば受け取り方がまた違うと思うんですけどね。自らヒート買う方向に行くのはこれはこれで才能だと思います。
前回の計量失敗時には記事を書いて助け舟を出しつつ、今後は気をつけてねって記事を書いていての今回の計量失敗は僕も恥ずかしいというか、こりゃどうにもならんね!いう呆れと諦めがありました。恥ずかしかったです。前回も今回もとりあえず試合で勝ってしまうと万事オッケーになってしまうのは良くないと思うのですが、どうなんでしょうか。恥ずかしいので自ら記事を貼り付けておきますのでご覧ください。
僕は前日の大会の解説でボーイフレンドとセコンドを務めるアーセン山本さんのせいにすることで、平田樹さんから目を逸らすくらいのアシストはして差し上げましたが、それにしても2年半前の教訓を活かせないのはプロ格闘技選手としての意識はどうなのかと言われても反論ができないところがあるはずです。。格闘技選手として以前の問題として職業人として多くの方を巻き込んで、海外遠征までさせてもらった上で計量失敗は感謝の念がないと判断されても仕方がないと思うし、何よりもお粗末だと思うんですよね。
アーセン山本さんトレンド入りおめでとうございます。試合も何もしていないのにトレンド入りしてしまう優れたタレント性には脱帽です。予想の遥か斜め上からきました。最高です。アーセン山本さんも色々あるとは思いますし、方々から不協和音が聞こえてきてはいますが、ラストアーセンとはならず、今後も天真爛漫なアーセン山本さんでいてほしいです。アーセンフォーエバー。
ヨカタじゃねえんだよ!問答で話題になった欠場を巡るあれこれがありましたが、芯の部分は同じだと思っていて、詰まるところは一人でやっているというか、皆でやっているものだと思えないから、責任感が生まれないのだと思います。自分のやっていることに協力してくれる人がいたり、助けてくれる人がいたら是が非でも試合をしようとするし、計量オーバーはしないと思うのですよね。何もわかってないんだなと思ったし、フィーリングでやっていて、頭で考えて理解できるタイプの人ではないのはわかるので諦観があります。この動画は傑作だと思います。ヨカタじゃねえんだよ。
平田樹さんが前回も今回も計量失敗を試合で帳消しにしてしまう力と運を備えていることは事実だし、彼女が素質があって将来性のあるファイターであるのは事実です。今回の試合も最終回の最後の最後で逆転する力と運は他の選手にはないものだし、多くの人が期待してしまうように持っている選手であるのは事実だと思います。そこはもう天から与えられたものだと思います。それを踏まえて、もう一つ上にいくには(競技的にだけではなく)、責任感のようなものが必要なような気が僕はしています。若くて才能溢れる選手なのだから自分の仕事に責任を持って計量失敗でチョンボつけずに上に駆け上がって行ってねと思っています。
僕は試合の勝利は勝利としてよかったねと思うけれども、勝利で体重を作れなかったことを無かったことにしてしまうのは良くないと思うし、それではまた起こると思うし、解説を聞いていても責任感がなく不真面目な方が多いなと思います。皆、優しくないですよ。我が身かわいいのはわかるけどさ。改めて僕は格闘技や表現に対して真面目なのだと思いました。損しても言うこた言いますからね。
ONEの計量システムに関しては尿比重が1.025以下と体重の2つの基準をクリアすることが義務付けられています。この基準自体は前から変わっておらず今回が特別ではないはずです。今大会で多くの選手が一回目の計量で尿比重をクリアできなかったので尿比重を測るシステムに疑問を呈する声があったのですが、減量できていて水を飲んでいれば尿比重は下がるので、単純に水抜きせずに減量ができていれば計量は通過するのです。平田樹さんはシンプルに減量失敗です。ONEがこの計量システムが現状ベターだと判断してだろうし(ベストはない)、僕としては水抜きありの体重だけでも尿比重と体重だと水抜きあり体重だけがいいけれど(水抜きして減量した感を味わいたいから)、決められた基準をクリアしてルール内で闘うのがファイターの仕事です。
計量を失敗しても水抜きをしていないので計量失敗側が動けてしまうのは問題というか、ルールを守った人が損をすると思うので、相手がオーバーした場合は受ける側が受けるか否かは慎重に考えたほうがいいとは思います。計量オーバーされた側の作法もこれまた難しいのです。そこらへんは文化や価値観でも変わってくるしで答えのない話だと思います。
昨日の解説でもお話しさせてもらったように負けて叩かれるよりも勝って叩かれたほうがいいし、計量失敗が起こってしまった中で最善に近いことはできたと思うので、まずはゆっくりと休んでよく考えてまた次に進んでいけばいいと思います。平田樹さん。おつかれさまでした。アーセン山本さんによろしくお伝えください。
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