10月7日ムスメシ戦に向けて 8 一足先に木曜日の夜にはシンガポール入りの巻
いつも通りの試合遠征行程であれば、土曜日が試合の場合はその週の火曜日入りなのですが、今回は前の週のONEシンガポール大会のAbema現地レポートのお仕事を頂いたので、木曜日深夜の飛行機でシンガポール入りして翌週そのまま試合場所であるタイに入るスケジュールです。
試合1週間前は出来る限り試合に集中したいと考えるのは誰もが同じなので、選手に立場が近いところにいればいるほど、ハードスケジュールであるのがご理解いただけると思います。
選手のほとんどは試合前には極力負担を減らして試合に集中したいと考えると思うのですが、このお話をいただいた際に僕は「ご一緒させてください」と二つ返事でした。仕事オファーは発注先が青木真也に頼む期待や狙いがあって、その期待や狙いに応えられるか否かがフリーの腕なので、返事は原則「はい!喜んで!」です。相手の期待に応えたいのはもちろんのこと、自分ができない仕事があるのを悔しいです。スケジュールが重なってしまって断らざるをえないときは調整がつくように最大の努力をするのですが、それでも調整がつかずでお断りする際には毎回悔しい気持ちと寂しい気持ちになります。
ちょっと売れてくるとマネージャーをつけて断ったり、交渉するケースを見ますが、僕は所詮が現場仕事のフリーなので、発注された仕事は断らないを基本にしています。何よりも仕事で生まれる信頼関係が大事であって、小さい仕事を積み重ねる先に大きな仕事があると思っているので、どんな仕事も大事にする精神でやっています。
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