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西で東で競技を問わず巻き起こるジャッジ問題 仕事をする上での緊張感と覚悟の話
DEEPでセコンドにつかせてもらった小川徹さんが、見込み一本で負けは負けだけれども納得のできない負けをしてしまって、首を傾げておりました。レフリーによって統一されていないストップの基準はもちろんのこと、一度や二度じゃないレフリーのお粗末さに「こりゃどうにもならんね」と呆れて帰路につきました。
遅れた盆休みのために飛び乗った新幹線でTwitterを開くと大阪で原口健飛さんがペットパノムルン選手とのタイトル戦に敗れた挙句、原口健飛さん自ら懸命に火起こしをして、何もしなければ消えてしまうような、微かな火種をを選手関係者ファン総出で一生懸命に薪をくべて、仲良く楽しく暖をとっていたところに、石井館長が嬉々としての参戦で黒煙と共にきのこ雲が上がってしまい、試合翌日には原口健飛さん自ら消火作業に回るおもしろい光景をぼんやりと見物していました。試合後のインタビューで「おかしい!審議を求める!首絞められた」と暴れておいて、翌日には丁寧に審議を取り下げて消火活動に入っているのは遠くから見物している身としては「意味がわからない」上におもしろい極上のエンターテイメントであります。原口健飛さんの試合後インタビューだけYouTubeからそっと削除されているのを見ると「何かあった」のではないかと勘繰ってしまいたくもなります。何があったんですかね。「見苦しいからもうよせ」とアドバイスがあった上での立ち居振る舞いだと思いたいし、誰かがネジを巻いてあげないと危うい団体と選手なような気がします。心配です(まったく心配せず面白がっている)。
その中でも神村エリカさんの持論(正論)を悪気なく振りかざしてばっさり行く、現役時代から変わらないスタイルが際立ってかっこよく映りました。やっぱりRENA嬢からエキシでダウンを取ったことからもよくわかる、わかっている方であります。今も昔もRISEは個々の真っ直ぐな気持ちを大事にしていて、整備されていないからこそ目を凝らして見ると面白いです。
原口選手は相手がミドルから膝でくるってわかってるから前足に攻撃してミドル蹴らせないようにしたりミドルに左フック合わせたりして対策したけど相手との実力差がまだあったから負けたってだけで、この闘い方だから倒せないんじゃなくて単純にペット選手が強いから倒せないんだと思いますよ。 https://t.co/XKl7Q5fZ7Q
— 神村エリカ (@kamimuraerika) August 21, 2022
神村エリカさんの競技者としてはTwitterは芯を食っていることが多く、芯を食い過ぎてときにムカつかれたりするとは思うのですが、仰る通りでぐうの音も出ないことが多く、小気味よく学びがあるものになっていて大好きです。まあそれはそれとして。
MMAでもキックボクシングでも西でも東でもレフリングだったり、ジャッジの問題は日常茶飯時に起こっていて、ジャッジが統一されていなかったり、まともではないことに慣れてしまっているところがあります。ジャッジがおかしいと声を上げることは自分達が取り組んでいる競技を下げる行為であるから極力やりたくはない気持ちがあるし、勝負を人に預ける時点で負けと子供の頃から教えられてきたので審判を信用することはしておらず、仕方がないで済ませるようになっています。人を変えるよりも自分が変わる方が楽で早くて確実ですからね。
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