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ケージレスリングの基本 青木真也:Cage Wrestling Fundamentals by Shinya Aoki 発売

この記事の公開から3時間後の7月13日午前9時に「ケージレスリングの基本 青木真也:Cage Wrestling Fundamentals by Shinya Aoki」が発売します。制作発売発表から毎週教則映像の一部を公開しつつ、記事を書いて音声配信をしてようやくここまで辿り着きました。安堵感と世に出る期待感が濃淡となっております。

今回の「ケージレスリング」はケージレスリングの重要性は皆が理解はしているのですが、体系化して技術解説できる選手指導者がいないこともあって、ケージレスリングの教則映像はありませんでした。その中で初の教則映像になるので、ケージレスリングの認知と内容の「確かさ」を保証する意味で教則映像の一部を公開してきました。内容もプロモーション方法も制作方法も我々創り手側の「挑戦」の意味もあって、ワクワクを感じられる仕事です。

ケージレスリングには「技術」があって、その技術を知っているかいないかで試合の主導権を握れるか否かに関わってきます。個別技術の各論はもちろんのこと、ケージレスリング全体を通しての総論も踏まえて説明ししているので、ケージレスリングとMMAの概念を理解していただくにはもってこいの教則映像であると自信を持って言えます。

教則映像ではない現実の場として、セミナーやクラスで伝えていくのは大事にしています。できることであれば現場に出向いて伝える機会を作り続けていきたいのですが、自分自身の練習も仕事もある中で全てを周り切るのは限りがあります。限りはあるけれども、技術を伝えて残していきたいと考える中で僕は教則映像に辿り着きました。技術と競技レベルに東高西低はもちろんのこと、地域格差があるのは多くの人が口に出しては言わないけれど、現実としてあると僕は思っています。その技術格差を無くす意味合いでの教則映像です。そして今回のケージレスリング教則映像は地域格差の一番大きな部分だと思っているので、地方での練習のハンデをなくせるのではないかと思っています。

技術の情報ハンデがなくなれば、生活環境も含めて地方での練習環境のほうが東京に比べて良いとなる場合もあるはずです。教則映像の一つではありますが、我々にはこれだけの思いと意味があります。遠征費稼ぎのセミナー教則映像でもなければ、利益追求ありきのものでもありません。あくまでも自分達の社会に有益なものにしていきたい信念がある中で、産業化して続いていくシステムのするための利益追求です。我々は世の中を良くしていく「仕事」をしている矜持を持ってやっています。

7月13日9時発売です。よろしくお願いします。

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