10月20日後楽園ホール KO-D無差別級選手権試合 防衛戦 HARASHIMA戦決定の巻
武知海青特需で沸く9月29日DDT後楽園ホール大会にて、団体最高峰のKO-D無差別級王座のベルトを巻いているにも関わらず、第一試合に回されて北を向いていました。それを見兼ねたのか好機と見たのかはわかりませんが、HARASHIMAさんが王座挑戦を表明してくれて10月20日の後楽園ホール大会で「KO-D無差別級選手権試合 青木真也対HARASHIMA」が決定しました。流石の流石に第一試合ではなくメインイベントだと思います。
それに伴って前哨戦として本日の新宿FACE大会にて以下の試合が組まれております。HARASHIMA&上野勇希組に対して、青木真也&高鹿佑也組では戦力的に高鹿佑也さんの穴を突きやすいというか、高鹿佑也さんが奥田啓介さんから代々伝わる白星配給係になってしまわないか心配ですが、うっかり僕がイカれてしまう可能性もあるので気を引き締めねばなりません。僕には長島自演乙雄一郎さんとの前科がありますから。まあそれはそれとして。以下よろしくお願いします。
○スペシャルタッグマッチ
青木真也&高鹿佑也 vs HARASHIMA&上野勇希
HARASHIMAさんが「DDT不動のエース」であることに異論はありません。ファンと選手はもちろん会社からの信頼が厚くて、必ず勝負所を任されるのがHARASHIMAさんです。ここでHARASHIMAさんが名乗りを挙げたのは挑戦者が決まっていない状態で、尚且つ誰も名乗りを上げない状態に対して、「自分が行かねば」の責任感と他の所属選手と会社からの「ここはHARASHIMAで勝負」の思いが合致しての挑戦者決定だと僕は解釈しています。簡単に言えば「HARASHIMAで勝負にきた」と僕は受け取っています。
僕は「強さ」を前面に打ち出す王者として存在しているのですが、強さとは抽象的なモノです。格闘技の競技力も強さだろうし、集客も強さで話題を作れるのもまた強さであって、負けて立ち上がるのもまた強さです。強さとはさまざまな要素が複合したモノであって、一言「強い」と言っても様々な強さがあるのです。僕は全てひっくるめて「強い」王者でいたいと思っているし、DDTは強くて凄いんだから胸を張って堂々とやっていこうと伝えています。そしてそれは前回の遠藤戦で一つの役目を終えたとも思っています。なぜならばあの一戦でDDT全体の解脱が済んで、もはや中嶋遠藤が話題にもなっていません。
青木HARASHIMA戦は強さを築き上げる試合だと僕は位置付けていて、「DDT不動のエース」HARASHIMAさんに青木真也がぶつかって叩き潰す試合です。もちろんHARASHIMAさんも叩き潰す気でくるだろうし、10月20日までの日々の中で取り組みの積み上げに少しでも緩みがあれば、互いに捲り捲られることでしょう。僕はHARASHIMAさんを全力で叩き潰しに捲りに行きます。10月20日にどちらが一枚上手かわかりますね。
僕の方が圧倒的に「強い」と言いたい所ですが、この試合は紙一重です。紙一重の差が故に試合までの期間を日々必死に生きていかないとなりません。僕にとってのHARASHIMAさんはそれだけ大きな相手で、DDT参戦して7年でようやくとったKO-D無差別級王座のベルトはそれだけ大きいです。まだ上野勇希さんから引き継いだ責任を全うできていないから渡すわけにはいかないです。
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