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2020大晦日のRIZINに向けて! 「試合前はリスペクトを公にするな!」

去る12月2日、都内にて大晦日にさいたまスーパーアリーナで開催される、「RIZIN.26」の主要対戦カードが発表された。これで8試合が出たことになるが、榊原CEOは「立ち上げから5年間で最高のカード」と口にする。果たして“バカサバイバー”はこれをどう感じたのか。前代未聞の2020年、大晦日はいったいどーなる!?(聞き手◉“Show”大谷泰顕)


マイク・タイソンのあさましさ

――“バカサバイバー”、お疲れ様です。
青木 どうですか?
――あのー、RIZINの話に入る前に、少し聞いてみたい話があって。
青木 なんでしょう?
――この間(11月29日、米国ロサンゼルス)、マイク・タイソンのエキシビションマッチがあったじゃないですか。
青木 ありましたね。
――2分8ラウンドのボクシングマッチで、元4階級を制覇したロイ・ジョーンズJr.が相手。両者の年齢を合わせると105歳対決っていう(笑)。
青木 ええ。
――あれって、率直にどう思いました?
青木 なんだろうなー。結局、「仕事」をしたなって思っちゃいましたね。
――要は、お金ありきの企画に見えちゃった?
青木 そう。僕からすると、あさましいなあって思っちゃいましたね。
――あさましい!!
青木 そう思わなかったですか?
――ぶっちゃけ、あれはあれで普通に見れちゃったんですけどね(笑)。
青木 ああー。たぶん大谷さん(聞き手)は、いま、昔の選手が試合をしても見れるんじゃないですか?
――要は、そこに思い入れがあるから、あまり違和感なく見れちゃうんですよね。
青木 ですね。でもあれ、ボクシングとしてはヒドいですよ。
――まあ、現役を遥か前に引退した、50歳を超えたオッサン同士がやっているわけだからね(苦笑)。
青木 ただ、商売としてはアリっていう。
――そうなんだなー。あの年齢にしては、よくやっていると思っちゃったんですよね(苦笑)。
青木 「仕事」ですよ、「仕事」。
――まあ、それで売り上げが50億円を超えちゃうっていうのがアメリカだなあと思ったけど。
青木 ですね。
――ということで日本の話をすると、大晦日のカードが今のところ8試合かな。発表されていますけど、気になるものはありました?
青木 いや、特には。
――あら。
青木 ただ、堀口恭司×朝倉海をくくれたから、あとはいいんじゃないですか?
――軸だけはしっかりあるから、他はそこまで肩ヒジを張らなくてもっていう雰囲気なんですかね?
青木 まあ、そういうカードですよね。
――榊原CEO曰く、「RIZINを立ち上げてから5年間で最高のカード」とコメントしたと読みました。
青木 そうなんだ。
――頑張ってはいると思うんですよ。
青木 その「5年間で最高のカード」っていうのはわかるんですよ。
――というと?
青木 それはなぜかと言うと、今年はどこまで行っても主役がコロナになっちゃうじゃないですか。
――確かに。
青木 その中で大会をやること自体が最高の話題だし、最高のバクチを売っていると思うんですよ。
――なるほど。
青木 だって本当に大会ができるかなんて、細かいことを言ったら、当日になってみないとわからないんですよ!?
――当日まで!? それは確かにバクチ以外の何者でもない!!
青木 ですよね。

RIZINは◯◯◯◯◯の延長!?

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