見出し画像

UFC 平良達郎さんランキング一位に競り負ける 底を見せた底力=良い試合→朝倉海さんの初参戦即王座挑戦→日本人同士の王座戦は欲張り過ぎたの巻

「UFC Fight Night: Royval vs. Taira」にて、平良達郎さんがブランドンロイバルさん相手に試合をしておりました。UFC ApexでのFight Night大会とはいえ、2大会連続でUFCのメインイベントを日本人が務めるのは快挙であり、ランキング5位の平良達郎さんがランキング1位のブランドンロイバルさんを相手に実質的な次期挑戦者決定戦を闘うのは、日本人史上6人目(朝倉海さんが王座挑戦になったため)の王座挑戦と史上初(朝倉海さんの結果次第)のUFC王座戴冠に向けて大事な一戦です。

朝倉海さんが12月に王者パントージャさんの持つフライ級王座に挑戦が発表されたこともあって、今日の平良達郎さんの試合は俄然注目が集まる試合となりました。平良達郎さんが勝って、朝倉海さんが王座戴冠があれば史上初の日本人同士のチャンピオンシップで日本大会の青写真も見えてきます。欲張ってはいけないですが、欲張ってしまうのが人間です。※朝倉海さんの王座挑戦に関しては記事内後半で記しています


平良達郎さん試合前の青木真也の見立て

平良達郎さんは3年前までは修斗で試合をしていたわけでありまして、UFCの活躍でゲームチェンジを果たしたのは平良達郎さんの実力があっての話とはいえ、UFCのブランド力を感じずにはいられません。UFC加入の時点で一定の尊敬を得られるし、国内市場やONEで試合をしているところを一気に飛び越えるゲームチェンジ感があります。日本人フライ級一番は平良達郎さんなのはUFCにいる以上は異論はないと思うのですよね。堀口恭司さんとか朝倉海さんって意見もわからなくもないけど、世界最高峰にどれだけ近いかという視点では平良達郎さんだと思うのです。

ここから先は

3,403字

¥ 300

期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

サポートありがとうございます。選手活動、表現活動の活動費用に当てさせていただきます。更なる良いもの、面白いものを創作する原資に大事に大事に感謝を込めて使わせて頂きます。