決戦9日前に“バカサバイバー”を直撃!
来る3月31日に両国国技館での『ONE』ではメインに登場し、エドゥアルド・フォラヤンとのONE世界ライト級タイトルマッチを闘う青木真也。フォラヤンには2016年11月に敗れてベルトを取られただけにリベンジマッチとなるが、日本国内でのMMA戦は、『RIZIN』での桜庭和志戦以来、実に3年3カ月ぶりとなる。決戦まで10日を切った今、“バカサバイバー”は何を考えているのか。いざ、直撃!(聞き手◉“Show”大谷泰顕)
以下、今回の記事の一部を紹介
・「格闘技」の内側にある視点は是か非か
・「長州力とやってみたい」
・両国のメインを張ること
・「真剣勝負ごっこ」
・「格闘技」の内側にある視点は是か非か
――唐突ですけど、昨日、この『note』で“バカサバイバー”が今の心境を綴っていたじゃないですか。
青木 ええ。
――その中に、「最近の青木の記事で評判がいいのは格闘技ライター以外が書いた記事なのです」とありました。
青木 実際、評判がいいんですよ。
――それで読んでみたんですけど、確かに面白いんですよね。
青木 そうでしょう?
――あれは面白いですよ。
青木 あそこに入れた2本以外にもう1本『Dybe!』の記事があるんですよ。
◉青木真也「この試合は僕の物語の一つでしかない」(TOKYO HEADLINE WEB)
◉孤高の格闘家・青木真也が説く「勝率1%でも勝つ方法」(現代ビジネス)
◉「”好きを仕事に”ってけっこう暴力的」総合格闘家・青木真也が考える「適材適所」のはたらく論(Dybe!)
――本来なら青木真也と一番近い関係にある人の記事よりも、そうではない方の書いた記事のほうが面白く感じてしまう。それはなぜだと思いますか?
青木 結局、格闘技関係者の人の書いた記事は、格闘技のことしか聞かないから、記事としては格闘技の価値を超えないんじゃないですかね。そう思ったなー。
――格闘技の価値を超えない。
青木 要は、内側に入っちゃうと内側の視点から書くことになるから外との接点がなくなるんですよ。実はそれって問題で、今のユーザーが求めているニーズとは別の視点で語ろうとするから、何を求めているのかがボヤけるというか。
――なるほど。
青木 そこだけになるんでしょうね。
――それで「格闘技しか知らないヤツは格闘技のことを何も知らない」につながるんですね。
青木 そうですね。
――内側の視点が入りすぎると、最近の青木真也のモットーになっている「なるべく自分に正直に生きる」が阻害されるというか、見えにくくなってしまう。
青木 そうなのかな。
――だってその三つの記事、自分が読んでももの凄く面白かったから。
青木 でしょう?
――ユーザーからすれば、面白い記事が読めればいいわけだし。
青木 ですよねえ。
――だとしたら自分も含め、内側にいる人間は何をやっているんだっていう(苦笑)。
青木 役割が違うのかもしれないですよね。
ボタン︎「長州力とやってみたい」
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