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7月15日新宿フェイス エクストリームタイトル戦 制限があることで成長する話 みんなで観よう。レッスルユニバース。

7月15日新宿フェイスで王者クリス・ブルックスの持つEXTREME級のベルトに挑戦します。エクストリームに挑戦するのは実は3回目。

このEXTREME級のベルトが一癖も二癖もあって「王者がルールを決められる」のです。過去にはさいたまスーパーアリーナで目隠し乳隠しをやったり、大田区体育館でウェポンマッチをして、過去の女性遍歴を暴露されたりと僕もそれなりに「プロレスラー」をしてます。

それなりに経験してきて、王者はどんなルールで来るのかなと大きく構えて会見出席。そうしたら!斜め上からルール提示がきました!ごめん。ちょっと予想をしていなかったし、完全に先を制された。どうすんだよ!これ。

王者クリスブルックスより提示されたルールは。。

ノーDQ・ノーサブミッションルール

青木真也からサブミッションを抜いたら何が残るんですか?と我らが東スポの前田記者からの質問にあった通りで何も残らないし、そもそも寝技で大学に入って寝技で卒業して、寝技で飯を食ってきた青木真也です。寝技で人生を切り開いてきました。ほんと。どうすんだよ。投げやりな気持ちになりそうになっていたところに王者のコメントが入ってきます。

相手の新しい側面を引き出す試合をもっとしたい。それがEXTREME王者として、私ができる役割。アオキさんのプロレスラーとしての新しい側面を引き出す試合形式になるのではないかと考えた

クリスからのコメントは大きなお世話ではあるのだけど、制限があることで新しい側面を引き出す考えには納得なのですよ。ボクシングは手で上半身を攻めることに特化してパンチの攻防技術が伸びたし、食べ物も冷蔵庫が無かった時代に保存の技術として調理法ができて料理になったので、何かの制限があることで技術が伸びる考えには同意です。

プロレスをやっていく中で、制限の中で闘うことの大切さと難しさを感じることが多く、その度に自分の格闘の厚みを増してくれています。プロレスも格闘技も同じ闘いであって、格闘です。両方取り組むことで相乗効果で伸びていく部分が多いと僕は感じてます。どちらも強くなるためです。

サブミッションが使えない中で青木真也の新しい側面(可能性)が引き出せるのを期待しているし、期待するだけではなく、試合に向けて鍛えて考えて期待ではなく自信を持って臨めるように日々を積み上げて参ります。

試合は会場でもレッスルユニバースで配信もあるので、どちらかで見ていただけたら嬉しく思います。実際に応援してくれる方々は本当にありがたくて、応援があるから青木真也は成り立っていると日々感じています。

さてさて。制限があることで伸びる考えは格闘技で大事なことです。
その考えを応用すると弱点は武器に変わってくるのです。僕は歪なファイトスタイルのファイターだけれど、それは弱点があったからこそで、弱点があったからこそ強くなれたと思っています。体力がない、打撃ができない、寝技が弱いと自分の弱点に悩んでいる方がいたら読んでほしいです。


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