ボクシングの記事を見かけたので、タトゥーの話を考えてみた。格闘技選手やるなら読んでほしい。
井岡選手が4階級制覇を達成した模様。
ボクシングにはそこまで興味があるわけでもないので、右から左に流していたニュースだし、放送も見ませんでした。そもそもテレビを持たない生活スタイルなので、ウェブで動画を探してでも見ないとテレビ番組を見ることはないのです。
僕はタトゥーに興味がないし、どうでもいいことの一つなのですが、井岡選手が入れていたことには驚いたし、損得で考えるのもおかしな話でもあるとは思うのだけれども、日本社会で生きる上でデメリットはあれどメリットは内容に感じるので、思想信念があって入れたことだろうし、それはそれで個人の問題といったスタンスです。
ツイッターを「井岡 タトゥー」で検索するとJBCは頭固いぜ!的なコメントが多く、容認する層もいるし、タトゥーは思想信念あって入れる物で文化的な側面を理解している人も当然います。刺青とタトゥーの違いというか、反社会組織の象徴としての刺青とは違う認識も一定数あります。彫り物の文化はファッション、反社会組織、祭り好きの方々など多種多様で線引きが素人には難しいです。
僕としてはタトゥーの良し悪しはどうでもいいです。入れている人で知り合いもいるし、刺青やタトゥーに悪い印象はないです。ただルールがあれば従ってねって話だけです。試合に出るのに消すのが必要であれば消すべきだし、公衆浴場の制限がかかるのはルールに従ってねって話だけです。
ただ違和感を感じることもあって、刺青やタトゥーを入れた上で生じるデメリットは大人であればわかって入れると思うのです。お風呂だってそうだし、プールだってそうだし、試合で消す必要があることだってある。それについて文句を言うのは分かって入れたんだから、言わないでよねって思うのです。僕が感じるのはそこだけ。
格闘技選手でこれから入れようと思っている選手がいたら、止めはしないけれども一応こんなデメリットがあるかもしれないよって話を書いておきますね。かっこいいで入れて後悔するのも辛いじゃないですか、消せないし。大きなお世話だろうけど。
・メディアに出ずらかったり、スポンサーなどに制限がつく可能性
芸能人でもCMに出るときに隠すとか週刊誌でたまに報道されるし、日本で活動していくことを考えるとプラスの要素は考え難しい。まあ格闘技っていうカルチャーの中で、そもそもメジャーシーンを目指さねえよって考えもわかるし、サブカル的にいくのもいいんですが、可能性は残しておいたほうがいいとは思います。これはテレビも同じことだと思います。
・セカンドキャリアっていうなら余計に入れないほうがいい
セカンドキャリアがって言いますが、セカンドキャリアを大事にするのであれば余計に入れないほうがいいです。刺青を入れることで職業制限がかかるものもあるし、表に出ない仕事になってしまったり、隠すのに大変だったりするはず。正しいとか正しくないではなく、実際に日本社会は刺青に寛容じゃないのが事実であるから、自ら追い込む必要もない気がする。
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