明日に迫った　KO-D無差別級選手権試合＜王者＞青木真也　vs　クリス・ブルックス＜挑戦者＞ 　テーマが見えないが故に今までで一番危うい防衛戦

メインイベント～KO-D無差別級選手権試合
＜王者＞青木真也　vs　クリス・ブルックス＜挑戦者＞※第83代王者4度目の防衛戦

１１月４日の東京・ひがしんアリーナ（墨田区総合体育館）大会でクリス・ブルックスさんを迎えて4度目のKO-D無差別級防衛戦。１０月２０日の防衛戦から２週間のショートノーティスでの防衛戦で、唐突感が否めないところではありますが、防衛戦は防衛戦で勝負のハードルが下がるわけではないので、気を引き締めていこうと思っております。

今大会は無料大会とのことで全席無料で観戦頂けますので、スケジュールに余裕がある方はこの機会に生観戦をどうぞ。僕の気持ちとしては無料大会や無料放送よりも切符を買って観てくれるお客さんの前で動くのが好きだし、切符を買ってくれるお客さんに返した気持ちで気を張っているので、無料大会に首を傾げるところではありますが、時間を使ってきてくれるお客さんは変わりませんから全力で闘います。無料に抵抗があるのは「YouTube見てます」と声を掛けられるより、「note読んでいます」と声を掛けられる方が嬉しいのに通じるところです。僕はお客様を大事にしたいし、お客様に作られております。観る側としても正当な形でお金を落としたいと思うと思うんですけどね。まあそれはそれとして。

クリスブルックス戦が４度目の防衛戦となるのですが、上野戦から遠藤、HARASHIMA、勝俣戦と防衛を重ねる毎にタイトルマッチの戦い方を理解してこれているので、今回は今までのタイトルマッチよりも整えた状態で試合を迎えています。前哨戦でも卍固めでギブアップを取ったように「盤石」と言って差し支えないように僕は思います。側だけ見れば「王者に死角なし」ではあるのですが、これがプロレスの恐ろしさでこういう時に足元を掬われるものです。