▪︎「僕は負ける気で試合をした」
▪︎「僕は負ける気で試合をした」
——今回は『DREAM2』の話なんですけど、まず第1試合で青木真也×JZカルバン戦というライト級GP1回戦の再戦が組まれています。
青木 いま思うとあの試合で、初めてプロになったんじゃないかなあと思いましたね。
——初めて!?
青木 前回話したように、生まれて初めて(『DREAM1』でのカルバン戦の結末を巡って)世間に叩かれて、もう辞めてもいいやと思ってこの試合をするんですけど、それでも『DREAM』を動かしていくには、僕が試合をしないといけないんだなあと思って。
——『DREAM』を動かしていくために。
青木 その時に、僕は「止まった時計を動かさなければいけない」って言っているんですけど、まさにそういう気持ちでしたね。
——試合の5日前に公開練習をマスコミ向けにやっているんですけど、その時はなぜか新宿の中央公園に行って、坐禅をしていましたよ(笑)。
青木 やりましたね(笑)。
——その時には、「4月4日の記者会見以降、約3週間、毎日30分は座禅をした」的なことを言っていました。
青木 それは若干のリップサービスが入っていますけど(笑)。
——あ、そうなんだ(笑)。
青木 だけど真面目な話をすると、あの時のカルバンとの再戦は、負けに行ったんですよ。
——え!
青木 負ける気で試合をしたと思う。
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