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修斗メインまで全て判定。平良選手がメインを締めて全て持っていく。どんどん先に行ってほしい。


修斗abemaの放送解説をしてきました。皆様、長丁場おつかれさまです。
本来は大阪大会の放送はなかったのですが、福田選手と平良選手のタイトルマッチをabemaさんの熱意での放送。土曜日のLFAと連日の漢気放送に頭が下がります。格闘技を生業にする者として返していかねばなりません。格闘技業界の得意技ではありますが、甘えっぱなしはよくない。

土曜日の堀内選手の試合は唐突に放送が決まって、事情を知らないファンからすると何故にLFAとの疑問は当然あるはずです。田中路教選手がLFAと契約して、堀内選手がタイトル戦をする。これからUFCを目指す日本の選手が挑戦しやすい環境を作りたいとの想いで放送が実現したように僕は見ています。(間違っていたらごめんなさい。青木からはそう見えました。)北米MMAへの道が見えない中、MMAとして日本が力を保つ上で北米を意識するのは大切なことです。このままではドメスティック化が進んで取り残されるだけに大事なことだと思います。Abemaさんのこういうところが僕は好きです。すごく感謝してる。

それとは別に堀内選手はアメリカに住んで、アメリカで練習して、アメリカで試合をしています。これからの形のように思うし、巡り合わせもあって、ここにきて注目されるのも興味深いです。日本のモノサシがないので実力も比較しづらいし、幻想を纏いやすく、本物感あるじゃないですか。このアメリカローカルで這い上がる感じ日本人は好きだと思うのです。マック鈴木とか西島洋介山みたいな。結果は残念でしたが次に繋がったはず。

試合自体はなかなか厳しい試合が続き第一部は全試合判定。苦しかった。
第二部もメインまで全て判定。なかなかこんな興業もない。メインが締めたら全てを持っていけるキャリーオーバー状態です。この状況を美味しいと思えるか、プレッシャーと捉えるかで選手としての資質が分かります。僕はここまで客にストレスが溜まった状態であれば綺麗に締めたら総取りだと思うタイプです。こんなに美味しいことはなかなかないです。

試合開始。早々にテイクダウンしてパスガードしてサブミッション。
1Rでのフィニッシュで圧倒的な差を見せました。これは修斗では相手がいない。まだまだ身体も消耗していなくて若い。こんな選手がいるんだと思うと日本の格闘技も明るいなと思います。おめでとう。次はどうなるのかと早々に期待してしまいます。

これから世界で闘っていきます。

このマイクの通りにどんどん外に出たらいいです。
自分の可能性を使い切るために何も気にせず好きなところで試合をしてほしいなと思いました。いい選手は流れに乗ればいい。自然なことだと思います。がんばれ!

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