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UFC 310 朝倉海対アレッシャンドリ・パントージャ 朝倉海さん2Rにバックチョークで順当に散り王座戴冠ならず 戦前青木真也予想的中の巻


▼UFC世界フライ級(125ポンド)選手権試合 5分5R
〇アレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル)王者 29勝5敗(UFC13勝3敗)※UFC7連勝 124.5ポンド/56.47kg
[2R 2分05秒 リアネイキドチョーク]

×朝倉 海(日本)挑戦者 21勝5敗(UFC0勝1敗)※RIZINバンタム級王者→UFCフライ級デビュー 124.5ポンド/56.47kg
※パントージャが3度目の防衛に成功

日本人初のUFC王者誕生が期待された「UFC310」の朝倉海対アレッシャンドリ・パントージャの試合。戦前の僕の試合予想はアレッシャンドリ・パントージャさんの圧倒的優位を予想したところ、皆が日本人初のUFC王者誕生の期待と応援を込めた予想をしている中で顰蹙と反感を買ったのですが、蓋を開けてみるとアレッシャンドリ・パントージャさんの圧勝で「まあそうだよね」となりました。あのとき散々叩かれた俺はなんだったんだと思わなくもないです。まあそれはそれとして。

青木真也予想が当たると言うよりかは忖度ない順当な予想をしただけで、他の皆さんが期待や応援と仕事欲しさに朝倉海さん優位の予想をしちゃっただけなので、自分の予想が当たってどうだって気持ちはないです。批評と予想は期待や応援や好き嫌いをとは別にしないといけないのですが、ごちゃ混ぜになっているケースが多いので自分自身も感情が入っていないか気をつけないといけません。まあそれはそれとして。

結果は2Rバックチョークでアレッシャンドリ・パントージャさんの一本勝ち。1Rもアレッシャンドリ・パントージャさんの10−9のラウンドだったので、完敗と言って良い内容だと思いました。この試合は勝ち目がなかった試合ではないですが、結構な差があった試合だと僕には見えました。青木真也の目から見た試合のポイントを記していきますのでお付き合い頂けたら幸いです。


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